みなさん、こんにちは!四畳半神話大系第二話が放送されました!今回も前回に引き続き、「四畳半神話大系」の内容と見所を考察していきたいと思います!
第二話の内容
主人公「私」と強者にへつらう悪人「小津」が城ケ崎先輩の自宅に忍び込むところから第二話は始まります。
新入生になった「私」は夢の「バラ色のキャンパスライフ」を送ろうと、映画サークル「みそぎ」に入会します。しかし、そのサークルは城ケ崎先輩が牛耳る「私」にとってみれば悪夢のようなサークルだったのです。体よくこき使われるだけの「私」はこの状況をなんとかしようと自主制作映画を撮りまくりますが、ことごとく撃沈。この映画で笑ってくれるのは「明石さん」だけでした。
ついにはサークル内で村八分のような状態になってしまった「私」は「小津」の助言のもと、城ケ崎先輩の悪行を収めたノンフィクションドキュメンタリーを作ろうと一念発起してしまいます!実は城ケ崎先輩は成績は最悪、留年しまくりの八回生で、女性の胸のことばかり考えているくせに極度の潔癖症、とどめに名前付きのラブドールを彼女のように扱っていると、かなりの小悪党かつド変態だったのです。2年の歳月をかけてこれらをカメラに収めた映画を作り、ついに上映会を敢行、凄まじい反響を受けます。もちろん城ケ崎先輩は大激怒、部下を引き連れ「私」の大捜索を始めてしまいました。
やるべきことをやり終えたものの、肝心の「明石さん」からはひんしゅくを買ってしまいました。「私」は家でお蔵入りとなった映画を見ながら、「あの時、小津と出会わなかったなら」「あの時、別のサークルを選んでいたなら」と考え、そして時計台が出現、第三話へとつながります。
第二話の面白シーン・見所はどこ?
今回も「私」の淡々としていながらトゲトゲしく、どこかユーモアたっぷりの超早口は健在でした!物語途中の独白と明後日の方向へと向かった決断も面白おかしく聞くことが出来ると思います。また、度々入るモノローグと解説のためのショートアニメも思わずくすっとしてしまうかと思います。私のおすすめは、「私」と「小津」が運命の黒い糸で結ばれているシーン、深海に二人ともども落ちていくシーンはどこか笑えて、しかし二人の関係を端的に解説している名シーンだと思います!
物語終盤、城ケ崎先輩の悪行をつらつらと映していくシーンも淡々としながら、どこもインパクト抜群で、城ケ崎先輩の変態性を見事に表現している名場面です。城ケ崎の顔面蒼白っぷりも笑えるとても良いシーンだと思いました!
第二話を考察!あのキャラクターが実は重要人物!?
今回、少し気になったのは、前回「私」に神を自称した変人「樋口」です。物語ちょろっと登場して「私」の映画作りを手伝っていましたが、この時「小津の師匠であること」「城ケ崎と因縁があったこと」の二点が明かされています。前者については前回何となく察しがついた方もいらっしゃるかもいませんが、後者については今回でどのような因縁があったのかは明かされていません。両者にどのような因縁があったのか、今後明かされることを考えると城ケ崎の再登場も十分考えられるでしょう!
そして、もう一つ、最後のシーンで「私」はお蔵入りとなった映画のセリフに自分でツッコミを入れてしまいます。
「そんな愛、いらんわい!」
実はこれ、原作小説で章ごとの最後に使われるセリフなんです!しかし、前回このセリフは使われていませんでした。これは、どういったことなのでしょうか?もしかしたら、前回と今回で切られているところが違うのかもしれません。なぜ、このような構成になっているのか?たまたま?それとも…。
いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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