あらすじ
マインが作った聖典絵本を巡り、インク協会会長のヴォルフが動き出します。
仕事中のルッツを襲い、マインについても嗅ぎまわっていることから、マインは周りの大人たちの心配から、身の安全を第一に考え、予定よりも早く神殿に『冬ごもり』をすることに。
表向きは『みんなに何かあると、もっと嫌だから』と強がるマインでしたが、『冬ごもり』を開始したその日の夜から、寂しさのあまり涙が頬を伝って、枕を濡らしました。
神殿にいる間も、情報が集まるまでは『部屋から出るな』と神官長から言われ、唯一の楽しみであった図書館にも行けずじまい。
『冬ごもり』から一日しか経ってませんが、マインのホームシックは加速するばかりです。
一方で、神官長と貴族のカルステッド様との話し合いの中で、マインを狙っているのはインク協会会長のヴォルフだけではないことを知ることになります。
『青色巫女見習いの利用価値』マインの魔力の多さや、領主に認められた巫女見習いということで、さらなる危険が、マインに降りかかろうとしています。
加えて、マインの知らない所で進められていた、貴族であるカルステッド様の養女となる話。
突然上がった話題に、マインはどのような返事を返すのか。
気になる展開が盛りだくさんの第2話となっています。
甘えるマイン
毎日のように家族と過ごしていたマインにとって、神殿で一人になる時間はとても寂しくなるのか、彼女に会いに来たルッツやベンノさんに、自ら抱き着きに行きます。
姉・トゥーリが面会にきたときは、凛々しいマインではなく『甘えん坊のマイン』に早変わり。
ルッツやトゥーリが帰る後ろ姿を見送るときのマインが、一番寂しそうに見えました。
寂しさを感じているマインを元気づけるため、側仕えのギルが『甘やかしてやるよ』と両手を広げている姿は、とても可愛く、キュンとします。
しかし、神殿にいるときのマインは、孤児院育ちの灰色神官よりも立場が上の『青色巫女見習い』のため、『適度な距離』を保ってほしいとフランから注意され、側仕えに対しても『甘える』という態度を取ることができません。
一人で食事をして、一人で就寝するという神殿の生活の中でマインは、より一層家族の大切さが身に染みたように思えます。
みどころ
神官長フェルディナンドのマインへの対応が優しくなったと思います。
ホームシックによる感情の起伏で魔力の暴走を起こしかけたマインに対して、心を落ち着かせようと、フェルディナンドは躊躇なくマインを抱きしめる行動をとる姿に驚きました。
今まで、マインを『抱きしめる』といった愛情表現は、トゥーリやルッツといった家族や幼なじみなど、最も近しい人たちだけだったので、マインの中で、神官長であるフェルディナンドへの信頼度が、少しずつ上がってきているから、大人しく抱きしめられていたのだと、私は思いました。
しかし、フェルディナンドの行動のさらに上をいく行動をマインは取ります。
それは、ニコニコ笑顔でフェルディナンドの膝の上によじ登り、対面で話すという行動。
見た瞬間、『えっ!?』とビックリしましたが、お互いに照れることもなく、ただ淡々と話が進んでいく、通常運転の2人だったので、余計に面白く感じました。
今後のマインとフェルディナンドの関係が、どのように進むのか気になりますね!
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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