敵側『ミカカゲ国の首都』を目指す理由
最短ルートで、絆が召喚されたシクールの国に行くために、尚文たちがいる場所から最も近い、ミカカゲ国の首都にある『竜刻の砂時計』を目指します。
『無限迷宮』を無事に脱出した時点で、絆の異世界での『波』までは、だいたい10日間ということが判明。
加えて、尚文の仲間であるフィーロがいないため、移動手段は徒歩ということ、徒歩でシクールの国まで1週間はかかるという、時間的にかなり余裕がない状態に尚文たちは、追い込まれます。
しかし、ここで絆が嬉しそうに妙案を話します。
絆の異世界では、『竜刻の砂時計』に四聖勇者・眷属器の勇者だけが使える「帰路の竜脈」という転移能力があるということでした。
追っ手を引き連れたまま移動することなく、瞬時に目的の場所に行くことができるのは、今の尚文たちにとっては助かる選択でもあります。
ただ、敵側の国でもあるミカカゲの首都に向かうため、装備や武器を取り揃えたり、関所を通るための通行手形を買ったり、敵との対人戦をするためにもリーシアやラフタリアのレベルを上げるなど、することは沢山あるようです。
ミカカゲ国は東洋風?
町の建物や、道行く人たちの服装が着物が多いことから、東洋風と思った尚文でしたが、国によっては西洋風なところもあるようです。
絆のゴシックやラフタリアのリボンがついた可愛い服、尚文やリーシアのパンツスタイルなどの恰好に怪しむことなく生活している面からみても、様々な国に色んな風習があることが分かります。
そして、尚文の世界では見たことない人種もいるようです。
人種 | 特徴 |
草人(そうじん) | ラフタリアのような『亜人』と同じ 見た目は、エルフ |
晶人(しょうじん) 又はジュエル | 体の一部分に宝石が埋まっている 宝石の力を借りて魔法が使える |
魂人(たまびと) 又はスピリット | 霊体に近い存在 レベルが無く、エネルギーが高いと強い 回復するには、自然回復だけ 回復魔法や道具では回復できない |
絆の世界のお金の形もまた、昔の日本の通貨に似ているということも。
現代でいうところの100円玉のような丸い形をしています。
そして、大事なご飯も、ミカカゲ国では和食のようです。
お米、お魚、味噌汁、野菜の煮物など、美味しそうなメニューです。
幼くなったことで食欲が増えたラフタリアの食べっぷりと、ジッとリーシアのご飯を見つめていたことがバレて照れる姿も可愛いです。
的を絞って、商売開始!!
尚文は、自身が持っている道具の一つ『SP回復薬』を売ることを決めます。
以前、グラスと対戦したときに、傷を負ったグラスがラルクから、尚文が持っている同じような『SP回復薬』で回復していたのを見ていました。
そして、絆の話で出てきたスピリットたちの弱点。
『自然回復』でしか回復できないはずの彼らが、尚文が持っている『SP回復薬』を使用して、回復することが分かったら、喉から手が出るほど欲しいのでは、と思いました。
この世界では未知なアイテムですが、名前を『魂癒水』と替え、尚文の商売人としての技量と話術で、あっという間に売れきれるという形になります。
加えて、普段のぶっきらぼうな尚文と違って、商売用に大きな声で明るく話す、手慣れたラフタリアと尚文の様子に、驚いている絆やリーシアの反応が面白いです。
そして、お金を稼ぐ方法として、『競売』という形を取ります。
『魂癒水』をお客同士で競わせ、値段がポンポンと上がっていく様は、尚文の嬉しそうな声が物語っています。
随所に散らばっている、ラフタリアの可愛いところ
レベルが低くなったことで幼くなってしまったラフタリアですが、幼くなった故に見える可愛い姿が沢山ありました。
怖いこと(小さくなったことで高さにビビる)、照れること(お腹が鳴ってしまう)、嬉しいこと(新しい洋服を褒めてもらう)、悔しがる(絆と尚文の仲)ところなど、成長して大人になったときよりも、素直に表情や態度に出るようになったと思います。
装備品を買いそろえた時に、尚文に対して積極的にアピールするラフタリアの姿は可愛いのですが、鈍感すぎる尚文に、いまいち想いが伝わっていないのは、少し可哀そうでした。
ただ、絆もリーシアも呆れて、ため息をついていたので、尚文の斜め上をいく回答には笑ってしまいました。
自分の思い・行動を素直に出せるようになったラフタリア。
レベルが低くても、体が小さくとも、『尚文の剣』として、真剣な眼差しと熱い思いを語るラフタリアは、とてもカッコよく凛々しいです。
そして、尚文もまた、ラフタリアやリーシアを『守る盾』として、互いを信じあう姿もカッコいいです。
全てが仕組まれていた、キョウ・エスニナの罠
雪で吹雪いていることや、深夜となったことから、『竜刻の砂時計』がある敵陣へ向かいます。
絆が進んだ先にあった部屋は、石壁で塞がれ、尚文たちは、まんまと敵側に嵌められてしまいます。
ですが、すかさず強行突破を仕掛けるラフタリアを先頭に、『竜刻の砂時計』を目指して走り回ります。
「キョウさん、キョウさん」と話す、隣国の天才術師が一人、尚文の前に立ちふさがります。
キョウ・エスニナをビジネスパートナーだと話す、その術師は、尚文の煽りに簡単にのって攻撃を仕掛けてきました。
しかし、ラフタリアやリーシアよりも、そこそこレベルが上がっていた尚文は『盾の力』で、いとも簡単に突破することに成功します。どうやら、キョウもどきの男と従者たちのレベルは、そんなに高くないようです。
そして、『竜刻の砂時計』に近づき、絆の力で「帰路の龍脈」が発動したときです。
何故か、ラフタリアの同行者設定だけが解除されるという事態に。
加えて、「無限迷宮」に閉じ込めた理由、ラフタリアを幼くした理由など、すべてキョウ・エスニナによって、仕組まれていたことが発覚します。
尚文は驚き、キョウ・エスニナの不気味な笑い声に怒りを露わにします。
一度発動した力は止められない、ラフタリアを人体実験に使われてしまうかもという怒り、懸命にラフタリアを連れて行こうとする尚文の姿が、切なく見えました。
ラフタリアの名前を絶叫する尚文と、面白おかしく笑うキョウ・エスニナ。
一人置いて行かれてしまうラフタリア。
尚文たちと無事に合流することができるのでしょうか。
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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