元の世界に戻った尚文たちは、フィーロが引く馬車に乗り込み、とある場所へと出かけます。
道中では、オストに関する話や絆と出会った異世界での、本編では語り切れなかった楽しい思い出がラフタリア、リーシアから語られ、思い出に花を咲かせます。
空を飛ぶことを諦めきれないフィーロ
絆の世界で、「ハミングフェアリー」として空を飛び回ったことが忘れられないフィーロは、道中様々な場面で羽ばたこうと、飛ぶ練習をします。
素晴らしい脚力で地を蹴り、イイ笑顔で飛び上がりますが、結果は残念なことに羽ばたききれず、川へとドボン!!という形に。
しょぼんと川の中から出てくるフィーロの姿が可愛く、諦めきれない頑固さが出てて微笑ましいです。
さらに、フィーロが「飛べそうな気がする!!」と力いっぱい羽を動かす場面があります。
そこでは、崖の上から馬車ごと飛ぼうとするフィーロを一生懸命説得するラフタリアとリーシアの二人。尚文は「気のせいだ!!」と必死に手綱でフィーロを抑え込んでいました。
そして、フィロリアルの「ジャンプ」とハミングフェアリーの「飛ぶ」の違いに気づいたフィーロは、しょんぼりトボトボと歩きだしますが、その後ろ姿が可愛くて、思わずクスッとと笑ってしまいました。
絆とドタバタ服選び
ラフタリアとリーシアは、とても楽しかったことを思い出したのか、尚文がいる前でも構わず笑い出したので気になったシーンでもあります。
ミカカゲ国の首都にある「竜脈の砂時計」を目指す前に立ち寄った、ある村でのお話です。
装備や服装を整えるべく、お店に入り、各々が気になる服を眺めます。
ラフタリアは、小さくなっても女の子。
可愛くしたいと思うラフタリアの視線の先には尚文の姿が。
尚文の世界では見たことが無い【着物】に目がいきます。
着方が分からないというラフタリアに対し、絆はコーディネートを開始します。
まず最初にラフタリアが着たのは『遊郭の衣装』でした。
少し大人向けな服でしたが、髪飾りや、着物の色合いが小さなラフタリアにも似合っていて可愛かったです。
次に着たのは『鎧甲冑一式』です。
先ほどの着物より、戦闘向きな感じはありましたが、鎧の重さに耐え切れず断念します。
さらに次は、『正統派メイドさん』です。
カチューシャとエプロンについているフリルが、ラフタリアの可愛さをより一層引き立たせます。
そして、最後に選んだのが『水着』でした。
黒いビキニを堂々と着こなす絆と、困惑するも色気が爆発なリーシアと、諦めて少し怒ってるラフタリア(ツインテールにリボンと、フリル付き水着)の全員が可愛いシーンでした。
ヨモギが話す『キョウ』の話
尚文の世界を『霊亀』を使って蹂躙してきたキョウ・エスニナ。
極悪非道な限りを尽くして、尚文の手によって倒されたキョウですが、そんな彼も幼なじみだったヨモギの前では、メガネを所有している人間にとって、ならではの行動を取っていたようです。
そう、メガネ所有者の悩み『自分のメガネ』がどこに消えたのか!です。
キョウの場合は、自分の頭の上にかぶっていたようです。
さらに、ヨモギに対して見せたという『罰の悪そうな顔』と「さっさと教えろよ」という素っ気ない言葉。
嫌味を言ったり、煽ったりしない所を聞くと、ヨモギの前では普通の幼馴染だったのかもしれません。
話を聞いていた絆と式神は、キョウのそんな姿を想像できなかったのか、それともマシンガントークで話し出すヨモギに圧倒されたのか、苦笑いして話を聞いていたのが、面白かったです。
オストへ贈る花束と言葉
ラフタリアやリーシア、フィーロの中から出てくるオスト=ホウライの話は、楽しいものばかり。
どんな時でも微笑んでいるオスト。
彼女が最後に眠りについた場所で、尚文は持ってきた花束と「来たぞ」という言葉を贈ります。
花束を投げ入れ、花びらが風に乗って舞い散った瞬間に流れ出すエンディング曲。
この後に【何か】あるのでは?と思ってしまうほど、タイミングが良かったと感じました。
そして、彼女の、オストの存在に尚文だけが気づくシーン。
尚文が振り返った先に、視界に入ったオスト=ホウライは、優しく微笑んで尚文を送り出します。
そんな彼女を見た尚文もまた、優しい笑顔をオストに向けたのが素敵でした。
互いに多くを語らない別れ方が、カッコよくて、最後まで楽しめる作品だったと思います。
今回で最終回を迎えた「アニメ盾の勇者の成り上がり」でしたが、小説や漫画ではまだまだ連載が続いているので、今後のアニメ続編も期待したいと思います。
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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