遂に2022年の春アニメが始動しましたね!
「SPY×FAMIRY」や「かぐや様は告らせたい」など、
そうそうたる作品が並ぶなか、私が注目したのは、現在U-NEXTで全話放送中のこちらの作品!
「四畳半神話大系」
森見登美彦先生による奇想天外なファンタジー小説「四畳半神話大系」、
2010年にアニメ化し、その年のメディア芸術賞の大賞を受賞して
大きな話題を呼びました。
海外でもすごい人気を誇っており、
アメリカのエンターテインメントメディア「Paste Magazine」が
選んだ日本のアニメランキングで6位にノミネートされているなど、
世界的に大人気です!
では、なぜこれほどこの作品は注目されているのでしょうか。
一体その魅力はどこにあるのか、
何がそんなに誰も彼もと魅了されてしまうのか、
今回は第一話の内容を踏まえながら考察してみます!
第一話のあらすじ
まず、このアニメは、
「一話ごとにパラレルワールドの世界線となっている」
が前提となっています。
主人公であり且つ語り手の「私」は大学生で、
夢見る「バラ色のキャンパスライフ」を手にしようと
テニスサークルに加入します。
でもその要領の悪さ、コミュ力の無さ、
そして何より悪友「小津」の存在により夢は夢のまま撃沈、
いつの間にか他人の恋をひたすら邪魔する
「黒いキューピッド」となってしまいました。
一つ上の階に住む「神」を名乗る生粋のド奇人「樋口」と
遭遇した「私」は、唯一自分のことを理解してくれる
クールビューティー「明石さん」が、
自分か小津かどちらかと付き合えるように手助けすると言い出します。
紆余曲折あり、自らを明石さんと結ぶように相談します。
しかし、元々シャイな「私」が今更そんなことでどうにかなるはずもなく、
かつて「黒いキューピッド」の時に恨みを買った人たちによって
川に投げ込まれてしまいます。
「あの時、小津と出会わなかったなら」
「あの時、別のサークルを選んでいたなら」
そう考えた次の瞬間、場面は謎の時計台に移動、
時間は逆戻りし「もしもあの時」まで戻ってしまいました。
そして第二話へと舞台は移動します。果たして「私」はどのような選択をしたのか?
その結果「私」の大学生活はどのように変化したのか?
四畳半神話大系が持つ、圧倒的かつ個性的な魅力とは?
このアニメの魅力は大きく分けて二つあります。
①セリフのテンポ
このアニメの最大の特徴であり最高の持ち味でもあります。
元々、森見登美彦さん自体がなかなか洒落にあふれた文章を書くのですが、
この作品ではそこが十二分に活かされています。
浅沼晋太郎氏の渋さを感じさせつつ、
どこかユーモアたっぷりな声で繰り出されるマシンガンのような
早口には圧倒されると共にくすっと笑わせてくれます。
「四畳半神話大系と言えばこれ」とまで言われています。
②ストーリー性
このアニメはオムニバス形式となっています。
それぞれの話がパラレルワールドとなっており、
それぞれで「私」が取っていたかもしれない別の行動と別の未来が発生しています。
でもただ独立しているだけではないのです。
それぞれ話は異なるものの、実は重要なところで繋がっており、
最終話付近では物語の全容、そして全体のストーリーが見えてくるのです!
この点は海外でも特に評価されていて、レビューを見てみると
このストーリー性と物語としての評価が凄いことが分かると思います。
全容が判明する10話、11話は、特に評判が良いです。
ぜひ全話見てみてくださいね!
「四畳半神話大系」を見るなら、U-NEXTで!
いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
「四畳半神話大系」は今なら「U-NEXT」で視聴できます。
無料トライアルで見れちゃいますので、ぜひお試しくださいね♪
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