圧倒的戦力でドワーフを救出
クワゴワのリーダーから聞き出した、ドワーフ殲滅の情報。
ドワーフのルーン技術を魔導国に引き入れるため、アインズは少数精鋭で、シャルティアとアウラを引き連れて、ドワーフの国を訪れます。
アインズは、ドワーフの総司令官の前に、最初から強者であるオーラを解き放ち、ただのアンデットではないことを分かりやすく表現していました。
そして、アインズはドワーフの上層部と話す前に、先手を打ちます。
『吊り橋のある大砦』まで攻めてきているクワゴワの集団を、アインズが作り出したデスナイト2体で蹂躙を開始。
余裕の表情で指揮を取っていたクワゴワのリーダーも、あまりの戦闘能力の差に恐怖し、吊り橋を落とすという判断を下します。
クワゴワを全滅させることはできませんでしたが、撤収させることには成功。
しかし、新たな疑問もアインズの中で生まれていました。
クワゴワに、倒されると思っていなかったデスナイト2体。
デスナイトの存在だけで状況を判断していたアインズは、深読みをして、ユグドラシルプレイヤーの存在があるのでは?と勘繰ります。
このアインズの『深読み』が、後々の作戦や部下たちにどう影響していくのか、気にはなりましたが、シャルティアやアウラたち、他の守護者たちのアインズを崇拝する強い思いから、悪い方向に進むことは今までなかったと思うので、今回も面白い方向に話が進むのでは、とワクワクしています。
目的のために恩を売るアインズ
アインズは、ドワーフの国と国交を求めるため、ドワーフの上層部と会談を始めます。
ドワーフ側には、手に入りにくいとされている新鮮な野菜や食料品、人間の国や魔導国のお酒を提案し、魔導国側がドワーフに求めるものは、鉱石や武具などを伝えます。
加えて、今現在、ドワーフの国に陥っている『クワゴワからの危機』にアインズたち、魔導国側が助力するということ。
『フェオ・ベルカナ』ドワーフたちのかつての王都を取り戻すことも宣言。
さらに、王都に行くための3つの難所や強力なフロストドラゴンの存在さえも、
全て知ったうえで、取り戻すことが『可能』だと答えます。
しかし、何も知らないドワーフたちからしたら『話が旨すぎる』と疑問を持ち、躊躇します。
アインズの戦闘能力を知っている側からすれば、クワゴワとの戦いは難しいものではないと思いますが、国交を結ぶドワーフとは、魔導国側にいい条件で話を進めていくため、嘘偽りなく話す必要があります。
そのために、ドワーフの国には、より詳しく「話が通じて、常識のある相手と国交を結びたい」「勝っている相手と、負けている相手、どちらに手を貸した方が感謝を得るのが大きいのか」「感謝を言葉ではなく、物品という形で支払ってほしい」と、魔導国側が思っていることを伝え、最も取り入れたい「すべてのルーン工匠を魔導国に招きたい」という目的に繋げていきます。
巧みなプレゼンで、ドワーフのやる気UPを狙う!
最初に、ドワーフの好物である『酒』を見せることで、話を聞かせます。
極上な酒だと理解しているのか、すぐさま静かになる者や、口からは涎を垂れ流す者もいました。
ドワーフたちに会えたことに対する感謝を述べ、実際にどうしてルーン技術や工匠が必要なのか、言葉だけではなく、ルーンが彫られている剣をドワーフたちに見せ、興味を引かせます。
アインズが所有している剣には、20のルーン文字が彫られていますが、今までのドワーフたちが最高で彫れるルーンの数は、6つでした。
20のルーンの知識を持つものは、もういません。
ですが、この失われたとされるルーン技術を復活させるため、ドワーフたちの力が欲しいと力説し、彼らの意欲を掻き立たせます。
最初の時は『極上の酒』が目的だったドワーフたちも、アインズの見事なプレゼンによりルーン技術の匠として、立ち上がることになることに。
「一つの国で棄てられようとも、別の国で求められる」
ルーン技術の発展は、終わりではなく、新たに始めることができるということ。
ドワーフの国から、ルーン技術は必要ないと行政から判断されたと、泣いていたゴンドですが、アインズの、心にグッとくる言葉に、涙をぬぐい、全力でルーン技術の開発に専念しようとする姿はカッコイイと思いました。
さて、ドワーフと国交を結ぶことになったアインズは、ドワーフの王都を奪還するべく動き出します。
王都に向かうための『3つの難所』をいとも簡単に進んでいくアインズたち一行。
シャルティアとアウラには、クワゴワの対処を頼み、アインズ自身はフロストドラゴンの相手をすると宣言。
次回、アインズたちの戦闘シーンが、どのような展開となるのか、楽しみです。
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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