「よふかしのうた」、YouTube上で公開されたPVが500万回以上再生されている超注目作も今作で折り返し地点を過ぎました!
主人公の「夜守 コウ」と吸血鬼「七草 ナズナ」の関係も徐々に変化していき、今後どうなるのかがマジで予想できません!今回も、第六夜のあらすじ、新キャラの白河清澄、コウとナズナの関係についてお話していきたいと思います!
第六夜のあらすじ
不登校の中学二年生「夜守 コウ」が、ある晩ミステリアスな吸血鬼「七草 ナズナ」と出会い人生に変化と揺らぎが生まれる今作、今回は前回、コウがナズナの仕事を肩代わりしてマッサージをすることになった場面から。
仕事疲れのOL「白河 清澄(しらかわ きよすみ)」のモノローグから今回はスタートします。毎日行きたくもない飲み会に連れて行かれ人間関係に疲弊してしまった彼女、以前向かったナズナのマッサージ・添い寝のお店に癒されに行こうと思い立ち、足を運びます。
しかし、そこにいたのはナズナではなく主人公のコウ。「ナズナがキスしてくれる・給料を折半してくれる」というのでノリノリで受け入れてしまったコウ。
最初はヘタッピなマッサージに文句を言われることもありますが、徐々に乗ってきたのかマッサージに加え人生相談まで請け負うことに。
清澄は言います。「毎日行きたくもない飲み会に行って人間関係を繋ぐことが億劫である」こと、それでも「社会人であるので自分が辞める事は許されない」こと。そういった悩みを語るにつれタガが外れたのか、ため込んでた不平不満が爆発してしまい、その場でうずくまり泣いてしまいます。
それを見かねたナズナが、荒療治としてなんと窓の向こうに清澄とコウをぶん投げてしまいます。ギリギリのところで救出したコウは言います。「ナズナは吸血鬼で、どうかしている」「どうせどうかするなら、楽しい方が良い」と。そして、「もしどうしようもなくなったら、自分があなたを吸血鬼にしてあげる」と。
清澄は、大真面目にこんなことを言うコウがツボにはまったのか爆笑。もう少しだけ、頑張ると言ってくれました。
場面が変わって、コウとナズナの二人だけ「ナイトプールに遊びに行こう」、ということで、二人でプールに行く事に。いつもと違う雰囲気に、いつもと違うナズナ。周囲の反応から、ナズナが美人であることを知り、何だか変な気分になってしまうコウ。
売店でビールを買った後に、ナンパをされてしまうナズナ。二人組の男性に言い寄られている彼女を助けるために、コウが割って入り、その場を立ち去ります。コウは、「ナズナと簡単に友達になろうとされるのは、少し嫌だった」と彼女に対する執着と独占欲を吐露します。
そんな彼を見かね、ナズナは彼を抱えて空へ。「やっぱりプールに入ろう」と言い、近くのプールに二人で飛び込みます。
新キャラの「清澄」に思わず共感してしまう!コウのコミュニケーションも完璧!
今回、新キャラとして登場した「白河 清澄」。彼女についてお話しておかなければなりません。
出版社勤務、毎日バリキャリとして働いていると聞くと人生バラ色で楽しそうに思いますが、毎日飲み会でいたくも無い人たちと一緒にいさせられ、セクハラ紛いの発言を連発されているなど、中々ストレスフルな人生を送っているようです。
そんな彼女、最近ハマっていることが、先ほど述べた「ナズナのお店でのマッサージ・添い寝」でした。しかし、そこで予期せぬ出会いとなったコウとの出会いにより、自らの人生の悩みを笑ってしまえるようになるなど、少しずつ人生が改善していく予兆のようなものを感じます。
コウのナズナへの気持ちが少しずつ重くなっていく…。
今回のお話、私としては終盤のコウのナズナへの気持ちが少し漏れる部分は、二人の、特にコウからナズナへの気持ちや考えが少し垣間見えて、とても良いシーンだったように思います。
コウは、ナズナによって、自分の人生を変えてもらった存在でもあります。自らの人生に疲弊し、人間関係にも悩んだ末に逃げ出したコウにとって、ナズナという存在はそんな自分を肯定してくれて、生きてても良いといってくれる、心のオアシスのような存在になっていきます。
コウは、そんな彼女に対し一種の独占欲のような心を持つようになってきていると考えられます。第三夜で出たような「恋愛」としての独占ではなく、一種の「友人」としての、そして「恩人」としての独占。自分の心に不器用なコウならではの感情は、それでも、ナズナに届かない、どことなく漂う切なさは、これまでのお話を通しても屈指のクオリティだったのではないでしょうか?
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本ページの情報は2022年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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