絶対的な勝利のため『土下座』や『負け』に教養なアインズ
『リク・アガネイア』と対峙した時の話をした、パンドラズアクターに対し『土下座』は、いかがなものか!と、ギッと厳しい目つきで怒るアルベド。
しかし、当の本人であるアインズは、特に気にもしておらず「見事であった」とパンドラズアクターを褒めたたえます。
「相手の油断を誘うために『土下座』が必要であれば、いくらでもすればいい」
敵である『リク・アガネイア』に、魔導国側が『大したことない』と思わせ、良い感じに毒を撒けたことに喜ぶアインズ。
一方、敵の『世界断絶障壁』という技を仕掛けてきた際に気づいた『HPの消耗』について、アインズたちは話しだします。
『転移』『結果』『武器の強化』など、能力の系統が違いすぎるモノなども、HPの消費があったと話すパンドラズアクター。
自身が対峙して、見て、感じたことを細かくアインズに報告する姿は、カッコいいです。
そして、あまりにも敵の情報が少なすぎることから、
アインズは『リク・アガネイア』に再度【負ける】ことを、おもむろに宣言します。
この発言に驚いた、デミウルゴスの『ポカーン』としていう表情に笑ってしまいました。
「好きで負けるわけじゃない。絶対の勝利を得るため」
敵が、魔導国側に手も足も出せない状況を作り出したいアインズ。
未だに残る今後の不安に対して、少しでも多くの情報を掴んで、未来を勝ち取っていきたいのではないでしょうか。
仲間を守るために取った、過激な手段
今回、私が一番衝撃を受けたのが、アドマンタイト級冒険者『蒼の薔薇』メンバーが、
リーダーである『ラキュース』に対して起こしたとある行動です。
前回のお話が終わって、次のお話の予告を見た時に『これは、何かあるな…』と、思いました。
なので、予告の時に出てきた『蒼の薔薇』メンバーのうち、
双子のアサシン『ティア』と『ティナ』が、
今回のお話で登場した時は何が起きるのかとドキドキしました。
予告のような『何かを企む双子』の芝居がかった行動は、ラキュースも少し、不審に思うところもあったようでした。
ただ、ラナー王女の「最後の時を迎えるにあたって、時間を作ろうとしているのでは?」というアシストにより、ラキュースの不審感も消えたようです。
さて、ラキュースのために入れてきてくれたお茶ですが、彼女の眉間に皺が寄った表情から察するに、ものすごい味や匂いがしたのでしょう。
そして、突如始まった『蒼の薔薇』メンバーによる、ラキュースへの攻撃。
巨体なガガーランから、何度も繰り出される重たい殴打と、アサシンのティアによる先端が細く鋭い武器によって、ラキュースは背中や太ももを刺され、血を流します。
何度も抵抗を見せるラキュースと、彼女を全力で攻撃する『蒼の薔薇』のメンバーたち。
ですが、イビルアイの精神支配が、ラキュースに効いたところで、真相が明らかになります。
『蒼の薔薇』メンバーの行動は、魔導王の圧倒的な力で滅ぼされる王都よりも、仲間を優先しただけ、とのこと。
元々、魔導王に滅ぼされる王都を『自分だけでも』と一人で戦おうする前に、ラキュースが無防備な状況になるようにして、無理やり攫って行く予定だったようです。
やり方は、かなり過激でしたが、ラキュースを思ってした行動は、彼女に対しての『大好き』という思いの表れだったのでは?と、思いました。
コキュートスに一騎打ちをした『ブレイン・アングラウス』
王国最強騎士『ガゼフ・ストロノーフ』が使用していた剣【レイザーエッジ】をクライムに渡し、
魔導国国王アインズを倒すべく、大通りの中央まで足を運んだブレイン・アングラウス。
待ち伏せをしてアインズを待つか、考えを巡らしている時でした。
周りの空気が変わったのを感じ取ったブレインは、前方から歩み寄ってくる敵を見定め、剣を抜きます。
強敵を前にしても、後に引かないブレインの姿に、コキュートスは自らの名を告げます。
ブレインと同じく剣で戦おうと、構えるコキュートス。
「死中に活を求めよ」
生き残るためには、コキュートスよりも速く刀を切り飛ばすのみ!!
【能力向上】【能力超向上】能力を限界ギリギリまで引き上げましたが、ブレインが解き放った速さよりも先にコキュートスが、ブレインを倒しました。
あまりにも圧倒的過ぎる力の差でしたが、ブレインの『覚悟を決めた戦士』を辱めることをせず、一騎打ちをしたコキュートスもまた、武人として、自分の信念を貫いたんだと思います。
この世界の強者として、武人として、ブレインに敬意を払い、亡骸を氷漬けにした後は、彼が守った道を避けて、コキュートスは王城へと足を進めたようです。
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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