マリエのいじめは本人の意図的な偽造に違いない！
マリエと殿下ユリウスの距離が縮まるごとに、アンジェリカの孤立は加速していきます。
婚約者であるはずのアンジェリカですが殿下ユリウスに見向きもされなくなるからです。
この学園では殿下こそ絶対的な存在、たとえアンジェリカといえども
殿下を敵に回すのは不味いのです。
なので必然的にアンジェリカがマリエをいじめるというのは
誰しもが考え付くことで、マリエのいじめが起きようものなら
確定的にアンジェリカが犯人ということになります。
しかしリオンは姉からアンジェリカは
マリエをいじめてないことを聞きました。
さらにリオン自身の乙女ゲー知識では
アンジェリカによるいじめはもっと先の展開になるそうです。
これにはゲーム内キャラとは違った異物、
つまりは転生者による意思がきっと介入してくるのでしょう。
リオンは今回マリエを転生者と断定しているため
やっぱりいじめは彼女の偽造なのでしょう。
主人公ポジションが展開を左右する？
今回リオンが転生した乙女ゲー世界では、
もう一人の転生者マリエの介入によってどうにも役者が変化している気がします。
本来なら主人公の立場であるオリヴィアですが、
彼女をいじめるはずであったが逆に窮地に陥っているため、
決闘の場では主人公ポジションにアンジェリカがついているきがします。
しかしオリヴィアのポジションにはマリエがついている、
ならば形式的な主人公ポジションはマリエです。
この変化が乙女ゲー本来の展開を大きく乖離させる原因になりそうです。
本来なら追放されて不幸なポジションになるのは
主人公側と対峙するはずのアンジェリカですが、
そのポジションにはマリエがいる。
この場合マリエには不幸が降りかかる可能性が高いと思います。
しかし忘れてはならないのがマリエも形式的に
主人公ポジションで、さらには異物と呼べる転生者です。
彼女が中心となるシナリオとなりうる可能性もあります。
そうなった場合はアンジェリカとリオンに不幸が降りかかる可能性も高いです。
リオン側とマリエ側、どちらに主人公ポジションが定まるかが
今後の展開の重要ポイントではないでしょうか？
主人公ポジションはマリエより、リオン寄り？
というわけで、主人公ポジションが重要なポイントとなってきますが、
実はマリエの方が主人公ポジションになる確率はかなり低いと思われます。
まず第一に最初に考えたマリエへのいじめは
アンジェリカを陥れるマリエの作戦の可能性が高いことです。
自分の予想だと乙女ゲー世界の主人公ポジションは
より主人公らしい方へ移ると思います。
なので人を陥れる作戦をする人物は主人公にはなれないでしょう。
また本来の主人公ポジションであるオリヴィアを嫌いといったのも大きそうです。
オリヴィアは主人公ポジション確保のためにはかなり影響力が強いと思います。
リオンも主人公にふさわしい正しさを持っているかといえば疑わしいですが、
オリヴィアやアンジェリカといった弱い立場の人を助けるというのは
形式的には主人公のような正しい行為を行っていると思います。
そのうえでマリエとリオンを比べると、やはりリオン側が
主人公ポジションをとる確率が高いといえると思いますね。
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いかがでしたか？
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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