2022年春アニメ本好きの下剋上

第3期『本好きの下剋上』~第6話 神殿の捨て子と色インク制作に強力な助っ人登場!!

2022年春アニメ

インク協会の会長は誰がなる!?

インク工房の親方であるビアスが、ベンノさんの中で最も有力候補とされていましたが、ビアス本人から、貴族との付き合い方や「会長なんて柄じゃない」と言われてしまいます。

そして、インク工房親方であるビアスから、ベンノさんが推薦されることに。
神官長フェルディナンドとも渡り合える度胸と、ギルベルタ商会を回している器量を見込んでの推薦のようにも感じました。
マインも、ベンノさんには絶大な信頼を寄せているため、『インク協会の会長』にと話を進めようとします。

ただ、当のベンノさんは『俺を過労死させる気か!!』とあまり、乗り気ではないよう。

ギルド長に頼んでは?という案もありましたが、前インク協会会長のヴォルフの件で、足元を見られていいように使われてしまうのが予想出来てしまい、中々良い人が見つからないようでした。

私は、マイン工房の紙や髪飾りなども扱っているギルベルタ商会のベンノさんが、インク協会の会長に向いていると思いますが、今後、どんな人物が『インク協会会長』になるか、楽しみでもあります。

仕事熱心で変わり者『ハイディ』について

インク工房の親方の娘である、ハイディが自ら『色インク』の制作について名乗りを上げます。
植物を使用したインクを夫婦で作っており、マインの考えるインクづくりの斬新さに興味を持ったハイディは、工房長の親方であるビアスと共にマインの元へ赴き、『黒以外の色インク』についての話を詰めにかかります。

マインの『色インク』への情熱と、制作にかかる費用の交渉条件などをテンポよく進めていく姿は、いつ見ても大人顔負けでとても、頼もしいです。

『色インクの試作』という言葉にマインは、胸を躍らせます。
嬉しすぎて、ベンノさんとビアスさんから止められますが、マインとハイディはワクワクが止まらないといった、子どものような表情が印象的でした。

ハイディは、『色づくり』に対しては熱心に研究するタイプのようです。
『ナゼそうなるのか?』という制作途中に発生した疑問に対して、とことん追及していきたがる気質のようで、旦那さんから『変人』扱いされている節があるようです。

思い通りの色が出ない『色インク作り』

マインは、ハイディさんが準備をしている工房に出向くことに。

困惑した表情のヨゼフが気になりました。
この表情から察するに、ハイディさんから『マイン』については、特に何も聞かされていなかったのではと思いました。
子どもとは思えない、マインの丁寧な説明と買取交渉の内容と態度に、心の中ではビックリしている、そんな感じがしました。

工房には、インクづくりに必要な油、粉上にした鉱石など、『色づくり』に必要な道具がそろっており、マインは前世の知識を引っ張ってきて、『色』を作ろうと指示を題していきます。
しかし、実際に扱ってみると予想したときの『色』とは違う『色』に。

<粉末にした黄色の鉱石+アマニ油=黄色と茶色の中間色という色の予定でした。
(マインは、前世の記憶から絵具から色を想像したのではないでしょうか。)

試作結果

<粉末にした黄色の鉱石+アマニ油=青色

黄色の粉末+ミッシュ(植物油)=赤色
黄色い粉末+ペード(植物油)=青緑
黄色い粉末+アイゼ(植物油)=黄土色

試作の結果、鉱石を粉末にしたものは、混ぜる油の種類によって色が変わってくるということが分かりました。
そのため、色が予測不可能な状況でマインは、多少困惑したようにもなりましたが、『結果が全て』なタイプなため、経過よりも『思った通りに色が作れるのか』ということの方が、マインにとっては大事なことだったようです。

『色インクづくり』の変人同士で、意気投合するのだと思っていたので、マインのスパン!と自分の意見を言い切る姿が、面白く感じました。

神殿に捨てられた『赤ん坊』

自分の手で育てることが出来なくなった親から、神殿に捨てられた赤ん坊。
マインたちは、『赤ん坊』に対する知識や環境を整えるべく、行動を開始します。

マインの側仕えである、『灰色巫女見習い』の中では、赤ちゃんを産んだ経験のある者がいなかったため、『乳母』を雇うという案も出ました。
しかし、孤児院に快く来てくれる人を探す方が大変なため、この案は流れることに。

結局、孤児院の全ての管理をし、子ども達の面倒を見ているヴィルマを気遣い、『マインの側仕え』全員で赤ん坊をお世話することになります。
貴族の愛人』が目標のデリアが反発の声をあげるも、マインから「おねえちゃん」と言った発言から、少しずつ赤ん坊への興味が湧くようになります。

赤ん坊の名前は『ディルク』に決定。

デリアは、少しずつ「おねえちゃん」として、赤ん坊の世話を甲斐甲斐しく焼くようになっていきます。
マインは、弟のカミルを溺愛し、側仕えのデリアは、孤児院の赤ん坊のディルクを可愛がります。

しきりに絵本を見せようとするマインや、おむつの濡れをすかさず察知したデリアなど、「おねえちゃん」として、奮闘する二人の姿が可愛いいです。

水面下で進められる、とある計画

神殿長、ダ―ルドルフ子爵夫人(シキコウザの母)、ゲルラッハ子爵、リンデバルト伯爵の四人が、怪しい話を詰め始めます。
話の内容は、『青色巫女見習いのマイン』売って欲しいとのこと。

加えて、祈念式でマインを攫おうとした首謀者は、神官長フェルディナンドが予想していた通り、ゲルラッハ子爵であったことが判明します。
フェルディナンドが危惧していた『身食い兵』についても、リンデバルト伯爵がゲルラッハ子爵のために用意した人材だったようです。

一方、ダ―ルドルフ子爵夫人は、『青色巫女見習いのマイン』というより、神官長であるフェルディナンド苦しむことを望んでいるように感じました。
息子のシキコウザの死に方に異論があるようで、とても強い憎悪をもっているように思います。

祈念式で攫うことが叶わなかったマインを、まだまだつけ狙おうとするこの四人の動向も、今後も気になります。

新しく神殿に入った赤ん坊の「ディルク」新しく開発している「色インク」、沢山の不思議な知識と人脈に満ち溢れているマインの、今後の展開が楽しみです!

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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。

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