7話では魔王軍四天王の一人、エドヴァルトが成長していく様が描かれます!
第2回カクヨムWeb小説コンテストファンタジー部門で大賞を受賞した「勇者、辞めます〜次の職場は魔王城〜」。
注目したいのは、今回初登場となるエドヴァルトの娘ジュリエッタ!
彼女の活躍は、ぜひ本編でチェックしてみてくださいね!
責任感が強くて偉大な戦士。でも上司としては……?
今回の物語は竜将軍エドヴァルトの抱える問題にスポットが当っています。
エドヴァルトは人格と実力を兼ねそろえた豪放磊落な好人物です。
しかし、上司として肝心な部下の教育についてはその限りではありませんでした。
部下の兵士たちをいきなり強敵と戦わせて、敗北すると努力が足りないと指導する。
その姿はまさにダメな上司そのもの……。
しかしエドヴァルトは高潔で責任感の強い人物でもあります。
部下の問題は自身に責任があると考えた彼は、
自ら将軍の座を辞し、一兵卒からやり直すつもりでいます。
ですが当然それで問題が解決するわけではありません。
現場を混乱させるこの問題行動に、エドヴァルトの娘のジュリエッタも頭を抱えています。
レオはエドヴァルトが何故このような問題を抱えているのか分析しましたが、
まさしく現実でもその通りの思考回路をしてしまっている人はたくさんいます……。
この時のレオの的を得た分析については、本編を見て、確認してください!
機械文明の遺産「マシンゴーレム」の登場、そして暴走……!
レオとジュリエッタは一計を案じてエドヴァルトの問題を解決しようとします。
それは、エドヴァルトに今まで戦ったことのない強敵と戦わせるというものでした。
魔王軍が掘り当てた、機械文明の遺産「マシンゴーレム」を操るレオ。
ずっと地中に埋まっていたせいかマシンゴーレムは暴走気味なようです。
レオは不安に思いながら、エドヴァルトにマシンゴーレムの弱点をつくよう指示します。
しかし、エドヴァルトは初めて戦う強敵にもたついてしまい、レオの指示に対しても
「俺はこんな敵と戦った経験はないからそんなこと分からない」とこぼしてしまいます。
その言葉こそレオが求めていたものでした。
経験がないから分からない……。
それは敗北を努力不足の一言で片づけられていた部下の気持ちと同じものでした。
エドヴァルトはもたつきながらもなんとかマシンゴーレムを下します。
レオは欲しかった言葉をエドヴァルトから引き出すことも出来て、一件落着……。
とその時、壊れかけのマシンゴーレムが信号を発します。
それは、地下に埋まっていた他のマシンゴーレムへの救援信号でした!
一斉に起動する地下のマシンゴーレムに、レオの顔が青くなります。
彼らはこの窮地をどうやってしのいだのでしょうか?
それは、本編を見て確認してみてください♪
これで四天王全員の問題が解決!しかし、物語はまだまだこれから!
今回はエドヴァルトの悩みが解決されていく様が描かれました。
能力が高く、努力を怠らない人物だからこそ、気づけないことがあります。
エドヴァルトが嵌っていた深みというのはまさにそういう類のものでした。
しかし、それは誰よりも強く、人生経験豊富なレオにも共通する事ではないでしょうか。
彼は今回、エドヴァルトに対する指導者として振舞いました。
そのことはエドヴァルトに問題を自覚させる状況を作れるほどに強いレオにしか出来ないことでした。
ですが、レオが最強でいる限り、レオ自身の問題や課題は、同じように解決することはできません。
彼はいまだに自分の目的については沈黙を貫いています。
それは、彼が今まで四天王に指導してきた「協力して取り組む」という言葉からは離れているものです。
彼は、自分の目的を誰にも話さずに達成するつもりではないでしょうか?
しかも、その目的の裏には、ある種の悲壮な決意も隠れているようです。
何故そう思うのか?
それには今回の話の中でレオが口ごもったシーンが関わってきます。
そのシーンは、実際に本編を見て探してみてください!
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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