「よふかしのうた」。「東京リベンジャーズ」、「BASTRAD‼」を手掛けたライデンフィルムの自信作!新キャラ「朝井 アキラ」の登場で更に盛り上がってきました!今回も、第四夜のあらすじ、魅力、そして少し考察を交えていきたいと思います。
第四夜のあらすじ
不登校の主人公「夜守 コウ」、ある晩、吸血鬼の「七草 ナズナ」に出会い、「吸血鬼になりたい」という夢を持つにいたります。ある晩、幼馴染の「朝井 アキラ」と出会い、徐々に心情に変化が表れ始めます。
コウは、昨晩のナズナとのキスを思い出していました。あの時の光景を思い出すと胸がざわつき、顔が紅潮してしまうのです。これは、もしかして恋?自分は遂にナズナに恋をし、吸血鬼になれるのでは?
そう思ったのも束の間、なぜかコウは吸血鬼になれませんでした。ナズナ曰く、「それは恋じゃなくて、発情」だと。怒りと恥ずかしさで顔が真っ赤になったコウ、でもナズナの「自分もファーストキスだった」という発言に、まんざらでもない様子。
ある晩、アキラと一緒に遊ぶことにしたコウとナズナ。ゲームをしたりして親交を深めつつ、「コウが吸血鬼になりたいこと」「そのために、コウがナズナに恋をしようとしていること」を知ります。
突然、にわか雨が降り始め、コウとナズナ、そしてアキラは川の字になって寝ることになります。アキラはコウに言います。
「なりたいものになりなよ」。アキラはコウの夢を応援することにしたようです。
結局、二人は4時間も眠ってしまい、アキラは遅刻寸前、ナズナの「人は一日に満足すると、よく眠れる」という言葉を思い出しながら登校しました。
アキラの魅力とは?コウとの関係に注目!
今回も夜の魅力は抑え気味になり、コウとナズナ、そしてアキラの三人の悩みや関係にフォーカスした話になっていました!
もちろん、夜の妖しげな雰囲気も節々に醸し出されており、放送時間も相まって不可思議な高揚を感じることと思います。
今回の中心人物は「朝井 アキラ」。今回のお話は彼女の視点に多く割かれていました。コウに対する感情が何だかお母さんみたいになってきて、押しかけ女房の様相を呈してきました。
彼女もコウと同様普通の中学生で、日々に退屈しているものの、わざわざ抜け出すほどでもない人生を歩んでいました。そんな彼女にとってみれば夜の世界も日々と変わらないものの、昼間の不満を埋めてくれる存在に少しずつ変化していっているようです。
コウと対になるようなアキラ…。彼女の人生はどう変化する?
「朝井 アキラ」、彼女の家の様子を見てみると、家族は一日中家を空けており、ほぼ全て彼女一人でこなさなければならないようです。「おやすみ」も「おはよう」も久しく言っていないらしい彼女。
この点、「周囲の人間関係に疲れてしまい逃げ出した」コウと、「人間関係が希薄で疲れもせず逃げもしない」アキラで対比になっているような描写になっているようにも思えます。
コウは、逃げ出した場所で「七草 ナズナ」と出会い、人生の生きがいに近いものを見つけ、そこから彼の人生は少しずつ変わっていきました。
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本ページの情報は2022年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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