「よふかしのうた」第七夜が公開されました!
Creepy Nutsが手掛けるOP、EDはどれも夜の魅力に満ちていて、YouTube上でもとても高い評価を受けています。そんな今作も、第七夜にして大きな変化を迎えました。今回は、第七夜のあらすじ、見所、最後の描写についてお話していきたいと思います。
第七夜のあらすじ
前回のお話で登場した「白河清澄」の登場から第七夜はスタートします。主人公の「夜守 コウ」の「いつか自分が吸血鬼にしてあげる」という発言に救われた彼女は、コウにお礼のジュースを渡してその場を去りました。
そして、今回が初登場の吸血鬼「桔梗 セリ」が登場。彼女はコウに接近し、人の身でありながら自分たち吸血鬼に接触するコウを危険と判断し、その場で全身の血を吸い殺してしまおうとします。
そこに、コウの友人「七草 ナズナ」が助太刀。彼女たちには何やら因縁があるようで、一気に険悪な雰囲気に。その状況を利用し、もう一人の吸血鬼「本田 カブラ」が脇からコウを連れ去ってしまいます。
コウが連れてこられたのはどこかの建物のテラス。そこには、「平田 ニコ」「小繁縷 ミドリ」「蘿蔔 ハツカ」と何と4人もの吸血鬼が彼を待っていました。
彼女たちは、コウに「自分たちに吸血鬼にされるか、この場で死ぬか」の二択を突きつけます。できれば殺しを避けたいものの、自分たちの存在を明るみに出されると困る、そんな状況での折衷案でした。しかし、これに持ち前の胆力で「ナズナに吸血鬼にされたい」と答えるコウ。これには彼女たちも困惑してしまいます。
そこで、自分たちのことを好きになってもらうために様々な色仕掛け(?)を仕掛ける4人。しかし、そもそも「好きになる」ことをあまり深く理解していないコウはこれを歯牙にもかけません。
そこに颯爽とナズナが登場。何とかセリから逃げ切り、コウを助けに来ました。しかし、そこでコウが放った「ナズナちゃんを好きになりたい」という発言がクリティカルヒット。赤面してしまいます。
コウの自信と覚悟に彼女たち吸血鬼はひとまず彼への選択を保留にしました。コウは、自信満々に言い放ちます。「自分は、何年経っても、彼女に吸血鬼にしてもらう」と。
凄まじい戦闘シーン!登場した吸血鬼にも注目!
今回は、今作では珍しく、かなり気合の入った作画での戦闘が展開されていました!
ナズナとセリの戦闘シーン、二人の力の入った闘いは不意を突かれた視聴者に衝撃と興奮をもたらしたことでしょう!私自身もまさかこんな展開になるとは思わず、びっくりすると同時にワクワクしてしまいました!
そして、今回登場した5人の吸血鬼、彼女たちの迫力もさながら、全員全く別系統の美女として描かれており、この点も地味に評価すべきポイントです。そして、そんな彼女たちの誘惑に一切惑わされないコウ。普通なら展開としておかしくなってしまいそうですが、彼の今までの「恋愛感情についての無知」という描写の積み重ねにより、全く違和感のない状況に仕上がったいる部分は、脚本の妙と言えるでしょう!
最期のシーンの意味とは?コウの真意が明らかに!
最後のシーン、コウが「何年たっても自分はナズナに恋して吸血鬼にしてもらう」と言ったシーン、この一瞬でこれを聞いていた吸血鬼が全員呆れ顔で静まりかえってしまう描写があります(シーンだけに)。
コウの図太さや大胆さもさるごとながら、この描写はナズナと周囲の人間関係を端的に表されており、個人的にすごい面白いところだなぁと思いました!
ナズナは周囲の男性からモテようとしておらず、普段の下ネタやビール好きなど、どことなくオッサンじみている描写からもその点が伺い知れます。周囲の吸血鬼からも、「彼女は女性としての魅力に欠けているのではないか」と思われていると考えられます。
そんな彼女が、自分たちの色仕掛けに一切動じない主人公「夜守 コウ」を誑し込み、あまつさえ「何年経っても彼女に恋をしたい」という強固な意志を感じさせる発言までさせています。これは、彼女たちにとっても少し屈辱であると同時に、もはや呆れと言えるレベルの感情を湧かせている、この描写は、とても面白いと思いました!
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本ページの情報は2022年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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