ドクターを守るため、命を捧げた”脳無“
脳無:”ドクター”に薬物で改造され、”オール・フォー・ワン”によって複数の個性を与えられて誕生した改造人間です。
その中にはヴィランや、雄英高校の生徒など、個人の個性や能力が高い人間が改造されています。
*雄英高校教師『相澤 消太(あいざわしょうた)』の同期
『白雲 朧(しらくもおぼろ)』も、ドクターの手によって、能と肉体を改造され、ヴィラン連合の”黒霧”にされていました。
(ヒロアカ第5期 第107話より)
本来、”脳無”とは、自分の意志で行動や言葉を発することができません。
しかし、今回の話では、NO.5ヒーロー”ミルコ”に襲撃され、狙われた”ドクター”を守るべく、自らの個性『二倍』を発動し、命を捧げる”脳無”がいました。
脳無名:モカちゃん
小型の脳無で、トゥワイスの『二倍』の個性を使用することができる個体です。
「奇跡だ」
”ドクター”でさえ、思いもよらなかった”脳無”の行動力。
この”モカちゃん”の行動によって、”ドクター”は、脳無の進化版(上位種)である”ハイエンド”を繰り出す時間を得ることになります。
常に『命』を賭けて戦うヒーロー
『蛇腔総合病院』の奥へ、次々と現れる”脳無”たちを蹴り殺し、研究の壁を蹴り飛ばして装置を破壊し、”ドクター”を泣かせたNO.5ヒーローのミルコ。
”脳無”を造り出している”ドクター”は、
『身柄確保』という指示を受けているヒーローたち。
しかし、非常に勝気な性格のミルコは、本物の”ドクター”を見極めるためには、
「蹴れば分かる」の一点張り。
自分の信念を貫き通す人間には、NO.1ヒーローの”エンデヴァー”の「待ってろ」の静止や、元凶である”ドクター”の「本物じゃ!ワシ本物じゃ!!」と、顔から出るもの全部出して訴えるやり取りも、全く意味がないんだなぁと、面白く感じました。
”ドクター”が所持していた小型脳無により、ハイエンド数体が現れ、ミルコを襲います。
彼女の個性”兎”
『兎っぽい事を、兎以上にできる』で、ハイエンドからの攻撃による衝撃を足に集中させ拡散し、最小限の負担に押さえることに成功。
素早い足の動きと、跳躍力で、ハイエンドたちを倒しますが、空間をねじる個性を発動したハイエンドによって、ミルコの左腕はねじり切られてしまいます。
しかし、重症級の攻撃を受けたミルコでしたが、自身の攻撃の手を緩めることなく”ハイエンド”を倒します。
「死ぬときゃ死ぬんだ、人間は」
「いつ死んでも、後悔が無いよう、毎日死ぬ気で息している」
死を恐れないで戦う”ミルコ”の強さの源が感じられるセリフだと、思いました。
『友』を想い、前線に駆けだす”チャージズマ(上鳴 電気)“
『超常解放戦線』の隠れ家といわれる『群訝山荘』に向けて、足を進め始めたエッジショット班。
前線組のヒーローたちと行動を共にしている”チャージズマ”こと上鳴 電気は、ただ一人、怯えてました。
周りのヒーロー達が攻撃を開始し、士気が高まる中、雰囲気に飲まれ強張る姿の上鳴電気を見ると、ヒーローの仮免を取っていたとしても、まだまだ気持ちを切り替えるのは、難しいのだと感じました。
雄英高校の講師”ミッドナイト”から伝えられた言葉。
「どこかの誰かを守る、が難しいなら、今一番大事なものを心に据えな」
この言葉により、後方支援組として残っている、同じクラスの耳郎 響香(ヒーロー名:イヤホン=ジャック)の顔が浮かびます。
これが、友への思いなのか、好きからくる思いなのかは、まだ分かりませんが、
イヤホン=ジャックのことを思ったことにより、”チャージズマ”の戦いに向ける心構えが固まったのだと、感じました。
電気を使った広域攻撃をする敵をいち早く感じ取った”チャージズマ”は、他のヒーローたちよりも早く走り出し、敵の電撃攻撃を全て吸い取ります。
テンションを上げて、敵の幹部を無力化する姿と表情が、誰よりもカッコいいと思いました。
ヒーロー科全ての生徒に、活躍の場があるので、どの話もとても見ごたえがあって、面白いです。
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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