作:佐藤真登のライトノベルが原作となっており、
数々の作品を手掛けたJ.C.スタッフの迫力ある作画、
個性的なキャラクターたちのやりとりなど、
中々見所のあるアニメとなっています。
一見すると、近年増えてきた異世界転生小説のように見えます。
しかしながら、他の作品とは違う独特な魅力がこの作品にはあるのです。
今回は、アニメの第一話を振り返って見所・魅力を徹底解説していきたいと思います!
第一話のあらすじ
この物語はとある王国が舞台となっています。
その名も「グリザリカ王国」。
身分制のこの国では、度々現代日本から「迷い人」として人が転生してきます。
物語序盤、二人の日本人高校生が異世界に転生してきました。
しかし、そのうちの1人である「ミツキ」は
無能力者として召喚された城から追い出されてしまいます。
お金もなく途方に暮れていたところ、
通りかかった「メノウ」という少女に助けられます。
第一身分に属する神官だという彼女は迷い人を助けるため、
時々自らのボロボロの教会にかくまっていたのです。
こうして教会の到着し、ミツキの顛末を聞いた彼女は
「ミツキの本当の能力」を探すため能力発動を手伝います。
迷い人は皆、「純粋概念」という固有能力を持っており、
ミツキも当然持っていると考えたのです。
そして、ミツキは自らが持つ「純粋概念」の知覚し、
「対象を無に帰す能力」により目の前の花瓶を消滅させてしまいます。
自らが持つ強大な能力を自覚、理想の転生生活を思い描いてついに…
メノウに殺害されてしまいます。
なんと彼女の本当の役職は「処刑人」。
幼いころ、迷い人の暴走した純粋概念により
故郷を失った彼女は処刑人として育てられたのです。
「処刑少女が生きる道」が持つ魅力とは?
この作品が持つ魅力は大きく二つあります。
①世界観。
上記の通り、この作品は一見すると異世界転生作品に見えると思います。
しかし、その実態は「アンチ異世界転生」に外なりません。
主人公である「ミツキ」が手に入れた能力が判明した瞬間に死んでしまった衝撃は、
普段から異世界アニメを見ている人ほどびっくりすることでしょう。
更に、この作品の世界ではそもそも「転生者は殺されなければならない」と考えられており、
よくある「異世界転生」自体が悪いことと描かれています。
そのギャップがこの作品の魅力に大きくつながっています。
最強能力、異世界転生、全て否定された一話は見れば強い印象に残ることかと思います。
②作画
J.C.スタッフは数々の作品を手掛けており、その高い作画は今作でも大きな魅力となっています。特に、物語中盤の戦闘シーンである処刑人と昔、この世界を訪れた「迷い人」の闘いは圧倒的スケールで戦闘が繰り広げられており、非常に手に汗握る描写となっています。他にも、キャラクターの表情も非常に豊かであり、見ていて飽きない作品となっています。
一体どうなる?処刑人と迷い人の関係!
終盤、処刑人「メノウ」ともう一人の迷い人「時任灯里」が遭遇、
そして第二話へとつながります。
ここで重要なのは「時任灯里」がどのような能力を持っているのか。
例えば、攻撃が効かない能力を持っていた場合、
「メノウ」は彼女を殺すことは出来ません。
そうなった時に、メノウがどのように対処するのでしょうか。
また、両者の関係には注目したいです。
ほんの少ししか登場しませんでしたが、見たところ
「時任灯里」はかなり純朴で優しそうな印象を受けます。
セオリー通りに考えるならば、
ここからメノウが時任灯里に絆されてしまう可能性が考えられます。
そうなった時、メノウはどうするでしょうか。
処刑人としての立場を優先し灯里を殺すのか、あるいは他の選択肢を取るのか・・・
処刑人として迷いながら剣を振り続ける「メノウ」、
彼女ともう一人の迷い人「時任灯里」、
両者が出会い、そして物語はどう転がっていくのか、
今後の展開に目が離せません!
現在、放送中の今作をぜひチェックして見てください!
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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