第３期 本好きの下剋上 ～司書になるためには手段を選んでいられません～第１話について紹介！！

第１話「冬の始まり」あらすじ

秋の終わり、マインは奉納式に向けての魔力を蓄える準備と他に、
『冬ごもり』に向けての準備も進めていました。

ただ、『冬ごもり』で必要になる服にかける
お金が不足していたこともあって、
本来売るつもりのなかった聖典絵本をなくなく売ることに。

聖典絵本の販売許可申請の為、商業ギルドを訪れると、
ギルド長の孫娘フリーダと再開。

マインと近況報告したり、
ベンノさんとフリーダで聖典絵本の売買交渉（バトル）が勃発したり、
さらに帰り道には、鍛冶職人見習いのヨハンから
「俺のパトロンになってほしい」という驚きの申し出など、
マインに次々と舞い込みます。

さらには、マインが作った聖典絵本に使われているインクが、
『インク協会の人間』の目にとまり、マインについて嗅ぎまわったり、
ルッツを襲ったりしてくるようにと、周りの人間を巻き込んだ行動を取り始めます。
インク協会会長ヴォルフと謎の男の怪しげな取引の内容とは……いったい。

今後の展開がとても気になる第１話のスタートです。

キャラクター一覧

名前	声優	関係性
マイン	井口裕香	主人公
フェルディナンド	速水奨	神官長（庇護者兼教育係）
ルッツ	田村睦心	マインの幼なじみ
ベンノ	子安武人	ギルベルタ紹介の店主
トゥーリ	中島愛	マインの姉
ギュンター	小山剛志	マインの父
エーファ	折笠富美子	マインの母
フリーダ	内田彩	マインの友達
オットー	日野聡	ギュンターの部下
コリンナ	衣川里佳	オットーの妻
マルク	前野智昭	ベンノの右腕的存在
フラン	狩野翔	マインの筆頭側仕え
ギル	三瓶由布子	マインの側仕え
デリア	都丸ちよ	マインの側仕え
ロジーナ	鈴木みのり	マインの側仕え
ヨハン	高橋孝浩	鍛冶職人見習い
ヴォルフ	高橋俊嗣	インク協会の会長
インク工房の親方	岩河拓吾	インク工房の親方

マインは、貴族と契約して飼殺される未来より、
自分の生きたいように生きるため、『家族』と一緒に過ごすため、
強い決心から『身食い』という体を浸食してくる熱の暴走を抑えるため、
神殿に入りました。

神殿では『青色巫女見習い』として、
下町ではマイン工房の工房長という立場のまま過ごしています。

マイン工房の売り上げの１割を神殿に寄付する形をとり、
神殿での立場を少しずつ築き上げていくようになります。
側仕えの意識改革、神殿内にある孤児院の大改革など、
マインは周囲と協力して改革を進めていきます。

みどころ

鍛冶職人見習いのヨハンが、
マインに「パトロンになってほしい」と頼む場面です。

『細かいところにこだわりすぎる』という悩みを持つヨハンでしたが、
マインにとっては、自分の願いを叶えるには嬉しい悩みでした。

そのため、欲望だだ漏れなニヤリとした表情と、
話の途中で『金属活字』に関連する知識を
分かりやすく説明してくれるシーンが面白いです。

どういう道具を使うのか、実際の写真を添えたりと
マインの『金属活字』への愛が漏れ出ている発言に、
唖然としているヨハンと、呆れつつも通常通りなベンノさんと、
冷静にアドバイスを送るルッツたち、
それぞれの反応が違うのも、また楽しいです。

次に、アニメ・エンディングが終わった後に、
デフォルメしたマインと神官長のフェルディナンドの小話があります。

フェルディナンドのクールな声と可愛い動きが融合して、微笑ましい光景です。

今後の展開について考察

今回、マインのお父さんであるギュンターの
「神官長にはきちんと話を通しておけ。
上司と連絡が上手くいかないと碌なことにならないから」
という言葉に、なるほどと思いました。

なぜなら、マインはその場を乗り切るための
頭の回転力はあるのですが、
不用意な発言も多くて他人を巻き込むことも多々あります。

そのうえ、極度の虚弱体質なため、
無理をすると熱が出て寝込んでしまうのです。

幼なじみのルッツやマインの筆頭側仕えのフランが近くにいる場合は、
マインの体調などを考慮した行動を心掛けてくれますが、
事情を知らない人間からしたら、ただのか弱い少女である
マインを捕まえて利用するのは、とても簡単です。

なので、先の事を見据えたフォローができる神官長（フェルディナンド）に、
あらかじめ話を通して置いた方が、多少マインが無理をしても、
どうにかして他の大人を説得することも容易となってくるんだと感じました。

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いかがでしたか？
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。

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