ラルク、テリス、グラスの目的とは
グラスたちと同じ、別の異世界からやってきた『霊亀』を操っている首謀者を止めるため。
『世界の理から外れている』『己の私利私欲のため』という理由から、ラルクは怒りを露わにしていました。
尚文たちの世界に干渉することで、グラスたちの世界にも不幸と破滅をもたらしてしまうと、テリスやグラスは不安な表情で、尚文たちに訴えかけます。
ラルクも尚文に、自分たちと共闘しないかと話を持ちかけますが、尚文の反応は即答で「断る」でした。
『自分たちの世界の為、尚文たち四聖勇者を殺す』というグラスたちの考えを知っている尚文は、現状仲間になったとしても、今後殺し合わなくてはいけない相手に対して、協力する必要性が無いと判断。
私は、尚文のこの判断は、ラフタリア、フィーロ、リーシアの心境を考えた回答だったと思えます。
首謀者:キョウ=エス二ナ『本の眷属器の所持者』について
今回の『霊亀』におけることで全てを見透かしている言い回しに、尚文は臆することなく煽り返します。
しかし、エス二ナから返ってくる言葉は、ラルクたちの現在の状況のみ。
エス二ナの口癖は『ウゼェ』。
どのような相手に対しても上から目線な横暴な態度。
リーシアが知りたかった、尚文以外の『三勇者』については、興味がなさそうで詳しくは話してくれませんでしが。
しかし、冷静な対応の尚文に対して『挑発耐性』があると、断言したエス二ナ。
私は、彼のこの言葉に、注目しました。
おそらくエス二ナは、他の『三勇者』に尚文と同じ態度をしたころ、彼らはアッサリ『挑発』にのったのではないでしょうか。
『三勇者』は、プライドが強い者が多いため、エス二ナからの相手をバカにする態度と『上から目線』の発言に対して、怒りを表に出してホイホイ情報を喋り、捕まってしまったのだと、私は思いました。
『オスト=ホウライ 揺れる心』について考察①
『霊亀』のために、人々の魂を得ることが自分の使命だと強く信じていました。
世界を救うための手段として動いていました。
しかし、『霊亀』討伐の際に、共に戦った戦士たちの命と『笑顔』を奪ってまで、魂を集める意味とは何なのか。
加えて、本当に守らなくてはいけないのは、共に必死に戦い、オストのことを感謝し『笑顔』を向けてくれた戦士たちだったのではないかと、オストは思いを巡らせます。
リーシアからの『一人で抱え込まないで』という相手を気遣う気持ちや、ラフタリア、フィーロからも『仲間』という言葉に、オストも多少は励まされたのではないかと思います。
『この世界の運命は、この世界に召喚された四聖勇者が決めること』
別の世界からやってきて、勝手に『霊亀』を操り、好き放題にしているエスニナに対して、オストの強い『怒り』と『信念』を感じました。
『オスト=ホウライの涙と仲間の涙』について考察②
『霊亀』の心臓から放たれる『自己防衛』という攻撃が開始され、フィーロは尚文を守るため心臓に攻撃を繰り出します。
『霊亀』とオストは繋がっているため、『心臓』に攻撃をすればオスト自身にも影響が出ます。
しかし、尚文の命令とあれば、ラフタリアも攻撃を繰り出さなくてはいけません。
オストからは『攻撃の手を緩めるな!!』と言われ、涙目でオストを見つめるラフタリアの心境を考えると、胸が苦しくなります。
その後、多大なダメージを受けたオストは、意識を失います。
『霊亀』と意識が一体化した時に感じた思いと胸に現れた『紋章』と『そうだったのですね』と涙と言葉をこぼす、オストの苦しそうな泣き方にも意味があるのだと感じました。
『オスト=ホウライの真実』について考察③
オストが言い放った詠唱が物語っていると思います。
『我、オスト=ホウライが天に命じ、理を切除し、繋げ、膿を吐き出ださせよう。我よ、我が最深部への道を開け』
詠唱が終わったとともに、出てきた最深部への入口が、『オスト=ホウライ』の真なる姿(霊亀)なのでは、と私は思いました。
詠唱を唱えたことで、いち早く反応したラフタリアの態度に、尚文も信じられないと驚いた表情をします。尚文の中でオスト=ホウライの『真実』が判明した瞬間だったと思います。
そして、『霊亀』の最深部で待ち構えていた、エスニナの言葉にと態度に、ラフタリアもとうとう驚愕の真実にたどり着きます。
『霊亀』討伐の為に、共に尽力してきた『オスト=ホウライ』が、『霊亀』そのものだったということ。
尚文たち「盾の勇者一行」は、この先、彼女(オスト)と、どのように対峙していくのか。
今後のストーリーは、どんな展開が待ち受けているか、気になりますね!
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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