6話では四天王メルネスの過去、そしてついにレオの過去が明らかになります。
第2回カクヨムWeb小説コンテストファンタジー部門で大賞を受賞した「勇者、辞めます〜次の職場は魔王城〜」。
メルネスの過去を聞いて、レオが語ったこととは?本編でチェックしてみてください!
メルネスの過去、溢れ出す感情!
今回の物語は、レオによるメルネスへの模擬面接の場面から始まります。
あくまでコミュ力改善講義の一環ですが、
そこでメルネスはレオに「本当に人間を滅ぼすのが目的なのか?」と問います。
レオの力は魔王軍の誰も叶わないほどの強力なもの。
魔王軍に入らなくても、その力を振るえば人間を滅ぼすのは容易です。
あまりにも核心を突いた質問にレオはすぐに答えることができません。
答えをはぐらかそうとするレオに対して、メルネスは自分の過去を話し始めます。
半人半魔のメルネスは幼い頃から差別を受けていました。
彼はアサシンとして生きながら、人間に対する敵意を育てていたのです。
そんな中で起きたのが魔王軍の侵攻です。
この機に乗じてメルネスは、魔王軍を陰ながらサポートし、侵略を手助けしていました。
しかしメルネスの想像と違って、魔王エキドナの侵略は穏やかで血の流れないものでした。
メルネスが魔王軍の一員になってからもその方針は変わりません。
彼は密かに心の中で思います。
「いつか魔王エキドナを暗殺し、自分が魔王軍を率いて人間を滅ぼせばいい」
とても苛烈な考え方をしていたメルネスですが、
過去に起きたとある出来事で、その考え方に変化が産まれます。
メルネスは何故変わろうと思ったのか?
そのきっかけについては、本編を見て、確認してください!
レオの過去と意外な真実……!
レオは魔王を倒してから、強すぎる力を恐れられ勇者としての地位を追われました。
そのいきさつは、半人半魔として差別を受けてきたメルネスにとっては共感できる境遇だったのです。
メルネスはレオに問いかけます。
「何故自分のように、人類を滅ぼそうと思わなかったのか?」
メルネスの真剣な質問に、レオの口から真実がこぼれ落ちます。
それは勇者である彼、レオ・デモンハートが、
古い昔、機械文明が隆盛していた頃に産まれた存在ということでした。
そのころ、聖都のあたりはこんな呼ばれ方をしていました。
「東京」です。
そう、この物語は我々の知る現代からはるか未来で起きた出来事だったのです。
ある日東京の地面から、インプやゴブリンなどのモンスターが現れはじめました。
彼らに対抗するために作られた12体の生体兵器が造られました。
彼らに銘打たれた名前がデモンハート。
レオ・デモンハートは人の為に作られた生体兵器だったのです。
いわば勇者として生きることを最初から義務付けられた存在……。
そんなレオが、何故今勇者をやめたのか?
その理由については、本編を見て確認してみてください♪
一度、見返してみるのもいいかも……?
今回はメルネスの過去、そしてレオの過去が描かれました。
レオの語る物語のスケールは想像を絶するもので、
メルネスだけでなく視聴者も驚かせるものでした!
しかし、これでレオの言動の謎が点と点で繋がります。
魔王軍に入ったころのレオは、軽薄で不遜な言動を繰り返していましたが、
その後の彼が見せる言動は、優しく示唆に富むものでした。
今回語られたレオの過去のことを考えると、軽薄な言動は本心ではないでしょう。
レオは、これまでの出来事で、魔王軍の面々は信頼できるだと考えを改めました。
だからこそ、軽薄なペルソナはなりを潜め、本来の責任感のある性格が露わになってきたのでしょう。
他にも、レオが取った「面接対策」がやけに現代的なものであったり、
今回の話を踏まえて見ると納得がいく描写は随所に見受けられます。
ここで過去話を見直すと、新たな発見があるかもしれませんよ♪
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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