チヨメの仲間たちへの誓いとアークの激怒
王都最大の奴隷商、エツアト商会への襲撃作戦を決行することになったアーク、アリアン、チヨメ、ゴエモンの四人。
順調に侵入していくアークたちは、アリアンたちとも合流し、最後の建物に残された仲間を救助するため、ゴエモンに囮役を引き受けてもらい、最後の仲間の救出へと向かいます。
しかし、到着したときには、すでに命を失った状態の仲間たちの姿がありました。
そんな状況に激怒するアーク、残したゴエモンとともに奴隷商を破壊します。
仲間たちを火葬する中、チヨメもこの惨劇を二度と繰り返さないように強くなることを心に誓います。
そんな中、王都ではさらなる陰謀が渦巻いており、第二王子であるダカレスに、とある危機が迫っていました…。
今回出てきた魔法スキル・忍術
今回新たに出てきた忍術としては、チヨメの水遁がありましたね。
前回はゴエモンの土遁の忍術がたくさん出てきていましたが、水遁は水系統の忍術で、精霊魔法の一種に分類されるものです。
中でも、「水狼牙(すいろうが)」という水で形成された狼を操って攻撃する忍術がありました。
もはや忍術の範疇を超えているようにしか思えませんね。
また、前回自分たちの大技で埋もれてしまっていたアークとゴエモンでしたが、
アークは当然無事で、ゴエモンは土遁堅筋甲鎧の肉体強化で無事助かっていました。
そして、またもやアークとゴエモン二人の「岩石鋭牙(ロックファング)」と「土遁岩牙招拳(どとん がんげしょうけん)」の合わせ技が炸裂していました。
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 第九話 感想・まとめ
今回、衝撃展開としてダカレス殿下の殺害がありましたね。ダカレス殿下の陰謀はこれまでアークがことごとく阻止していて、ダカレス殿下とアークの直接対決があるのだろうかと考えていたのですが、その可能性はなくなりました。
ダカレス殿下の付き添いと思われていたセトリオンは、第一王子、セクト殿下の手先のモノだったんですね。ユリアーナ王女の殺害もセクト殿下の陰謀であることも今回でわかっています。
これは、今後アークとセクト殿下が関わってくる可能性が出てきましたね！
そして、今回新たに出てきた登場人物として神聖レブラン帝国の皇帝、ドミティアヌス・レブラン・ヴァレティアフェルベと顔が見えない謎の人物が出てきました。
情報量満載であった九話でしたが、次回の話がとても気になる回でした！
次回第十話「砂漠で見つけし明日への希望」も楽しみですね！
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いかがでしたか？
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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