無理やり契約を迫るビンデバルト伯爵から、マインを守るフェルディナンド。
互いが魔法を行使し、激しくぶつかり合います。
そんな中、突如現れたのは、カルステッド様とジルヴェスター様。
二人の真剣な顔つきと、カルステッド様の口から出てきた内容に、マインも超ビックリ!!
心躍る展開が、次々と解き明かされていく、【最終回】となっています。
ジルヴェスターの本当の正体が判明!!
神殿内や騎士団においても一番身分が高いという、神官長フェルディナンドが跪くという身分を持っている、ジルヴェスターの正体とは。
アウブ・エーレンフェスト。
マインが住んでいる街と同じ名を持つ男、それは【領主様】ただ一人。
ギュンター(父)から聞かされた内容に大層驚くマインと、そんなマインに悪戯が成功した!かのように、にこやかに笑うジルヴェスター。
青色神官として登場した、子どものような行動や「プヒプヒと鳴け」とマインの頬を突っついて遊んでいた遠慮が無さ過ぎる時とのギャップがありすぎて、「……ええっ!?」と見ている私も、マインと同じようにビックリしました。
加えて、神殿内でビンデバルト伯爵と共に問題行動を起こしていた神殿長ベーゼヴァンスは、実はジルヴェスター(領主)の叔父だったということも判明。
神殿長は、自分がしてきた行為を全てビンデバルト伯爵になすりつけます。
どこまでも悪知恵が働き、あの手この手で、甥であるジルヴェスターに泣きつこうと必死懇願する神殿長は、とても情けないと思うほどです。
そして、そんな神殿長を見たジルヴェスターは、領主として、今回の騒動を起こした神殿長に対する刑を『死罪』と裁定されました。
マインの家族に告げられた過酷な契約内容
他の領地で騒動を起こし、尚且つ『領主の養女』に傷を付けたなど、全ての責任は神殿長とビンデバルト伯爵ということになります。
そして、全ての采配が終わるころには、マインにとって最後の試練が待ち受けます。
それは、現家族との別れです。
『領主の養女』になるため契約書を交わすことになります。
一つ、マインは死亡したと、周囲に告知すること。
二つ、マインと出会うことがあったとしても、家族と名乗らないこと。
三つ、マインに対して、貴族に対する態度で接すること。
マインは「嫌だ」とごねるトゥーリ(姉)を必死に説得します。
「家族を危険にさらすのは、もう嫌。家族じゃなくても、お姉ちゃんと言えなくなっても、顔だけは見たい!!」と切実に語るマイン。
この言葉に、必死に自分を律しようとするトゥーリ(姉)の姿に、胸がギュッとなります。
身分の差というものが、家族をも無かったことにしてしまう、ということに驚くと共に、恐いとも感じました。
それでも、マインたちは互いに『会うための約束』を取り付けようと努力していこうとする姿が、立派です。
幼なじみのルッツも、マインに会えなくなって、しょんぼりしていまいますが、ベンノさんの厳しく優しい言葉に励まされ、マインのための本づくりに、商売に意欲を見出していく姿がカッコいいです。
ギルベルタ商会については、印刷業をエーレンフェストの産業として育てていくため、ベンノさんたちとは会うことを許可してくれました。
マインの大切な人に贈る【祝福】
『領主の養女』として、現家族と契約書を交わしたマイン。
家族と一人一人『大切な時間』を過ごした直後でした。
マインの魔力が一気に体中から溢れ出ます。
今までとは少し違う、魔力の放出。
フェルディナンド、カルステッド、ジルヴェスターは危険だと判断する中、マインだけは、魔力の使い道を見出します。
それは、『家族を想って溢れた魔力、家族のために使う魔力』でした。
金色に輝く小さな光がマインの家族、大切な人たちに降り注ぐシーンは圧巻です。
今後生き抜いていくために必要な様々な力を【祝福】として、贈り出すマインの凛々しい姿は美しく、毅然とした姿でした。
『上級貴族の娘 ローゼマイン』
契約魔術を成立させたことで出来た、マインの新たな身分と名前です。
契約内容通りに、ローゼマインを貴族として接するトゥーリたち。
ローゼマインもまた、貴族の令嬢として、お礼をいう姿と涙を決して見せないようにする姿は、立派に務めていました。
『本好きの下剋上 第3期』最終回を迎えて
今回で「アニメ 本好きの下剋上」が最終回を迎えましたが、マインの家族への愛情や、本への探求心や、グーテンベルクメンバーの活躍など、随所に楽しくなる要素があって見ごたえがあったと思います。
【小説家になろう】「本好きの下剋上」の小説では、アニメではなかった『マインの葬式』などのお話も含めて面白いお話を沢山読むことが出来ます。
ぜひ、「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」のアニメ、小説、漫画をご覧になってください。
どれを見返しても楽しく、面白い場面がギュッと詰まった作品になっています。
ぜひ、続編もやって欲しいので、次回に期待して待っていたいと思います!
「本好きの下剋上」を見るなら、U-NEXTで!
いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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無料のトライアルで見れちゃいますので、ぜひお試しくださいね♪
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