「処刑少女の生きる道（バージンロード）」第十二話が公開されました！
第十一文庫大賞を受賞した今作も遂に最終回を迎えました。Twitter上でも最終回がトレンド入りするなどかなり人気を集めた今作。メノウとアーシュナ姫に立ち塞がる「万魔殿（パンデモニウム）」、灯里とメノウと共闘、最終回にふさわしいてんこ盛りの内容でした！今回も、第十二話のあらすじ、今回の戦闘シーンの見所、そして第二期の可能性について話していきたいと思います！
第十二話のあらすじ
前回、処刑人「メノウ」と第二身分「アーシュナ姫」と対峙した「万魔殿（パンデモニウム）」。ムカデのような異形の姿をした彼女と闘うことになります。攻撃力、防御力ともに優れ、切り倒しても再生能力まであるパンデモニウムを相手に苦戦を強いられます。
ここで、彼女から分裂した大量のムカデの節が町に襲い掛かります。無垢の市民を守るためにアーシュナ姫がメノウに剣を預け戦線を一時離脱。メノウ一人でパンデモニウムと闘うことになりました。
何とかその場を凌ぎますが徐々に削られていくメノウ。寸でのところで灯里が自らの能力である「時間操作」を行使しパンデモニウムとの戦闘に加勢します。パンデモニウムと一進一退の攻防を繰り広げ、遂に二人の合体技でパンデモニウムを倒すことに成功しました。
散り際に、パンデモニウムはある情報をメノウに言い渡します。それは、「白の騎士」の槍。これを使えば純粋概念を壊し、灯里を殺すことが出来るというのです。それを知ったメノウは「ようやく灯里を殺すことが出来る」…というのに、暗い顔をしていました。
何とこの後、港町リベールの長である「マノン・リベール」がパンデモニウムの手で復活します。曰く、「自らが撮る映画を手伝ってほしい」とのこと。これをマノンは快諾。こうして、また一つ新たな陣営が出来てしまいました。
メノウは、自らの手で灯里を殺すために再び灯里と共に旅をします。モモはこれに反対ですが、結局メノウにやり込められてしまい、二人の旅を許してしまいました。こうして、二人の旅の始まりでこの第十二話は終了…
パンデモニウムとの戦闘がアツイ！灯里との共闘は必見！
今回は、最終話だけあって戦闘シーンがてんこ盛りで見ていて飽きない場面ばかりでした！
メノウ＆アーシュナ姫 VS パンデモニウム戦は両者の術が交差し、すさまじい気迫を感じました。特にメノウの神官特有の光描写とアーシュナ姫の炎の術は一撃必殺だったり強力な防御魔法だったりと極めて強力なものばかりで演出もド派手なため、見ていてとても爽快でした！
パンデモニウムは作画の都合上CGで作成されていましたが、それを差し引いてもかなりの作画力が発揮されていました。CGであることが気にならないどころかむしろCGであることが適切、ピッタリはまっていました。個人的に、CGアニメーションはあまり好きではないのですが、今回のパンデモニウム戦でのCGは全く気にならない、とても良いシーンだったと思います。
第二期はやはり濃厚か⁉フレアとメノウの確執に注目！
上述の通り、メノウの師匠である「フレア」が何か気になることを言っていました。「何度目かの弟子殺し」、このワードから、フレアも何度も時間逆行を体験していることが推察できます。
そして今回の時間軸でも弟子であるメノウを殺そうというのです。ここで以前、灯里の記憶の中にあったフレアとの一場面を思い出してほしいのですが、この場面、かつて白の騎士が残した槍の麓で行われているのです。つまり、今後メノウと灯里が白の騎士の残した槍まで行き、そこでフレアと邂逅、更に一戦を交え、メノウが殺されることを意味しています。
では、何故フレアはメノウを殺さなければならなかったのでしょうか。これも神官としての役目？それとももっと別の理由があるのでしょうか。
そもそも、このアニメには残された謎があまりに多いです。白の騎士の正体や灯里の過去、一つ目の時間軸での出来事や、パンデモニウム・マノン陣営のその後の詳細。これは、第二期の布石と言えるのではないでしょうか。
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いかがでしたか？
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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