2022年春アニメ盾の勇者の成り上がり

盾の勇者の成り上がりSeason2 第12話 「戦う理由」因縁の相手『キョウ』とついに決着!

2022年春アニメ

転生する前の尚文とキョウのあり日しの姿。
広く浅くオタク生活を楽しむ尚文と、居場所のない現実世界を『悪夢』と呼び、自ら逃げ出したキョウ。

異世界に召喚されて、与えられた役割をただこなしてくだけが正解か
それとも、自らの力で切り開いてエンジョイするのが正解か。

力を得たことで引き起こされた最悪の波
尚文は、大切な仲間と共に、キョウ・エスニナに挑みます。

次々と明るみなるキョウの非道な行い

絆と仲良くなったヨモギは、彼女からの信頼にこたえるべく、
尚文たちをキョウの研究所へと案内します。
研究所内には、キョウの手によって実験された『研究材料』と呼ばれる者が多数いました。
その様子を見たリーシアのオドオドした態度から、あまりよくない研究をしているのが分かります。

さらに、尚文たちの前に現れた『カズキ』の元従者たち。
彼女たちは、カズキを元に戻してもらうべくキョウの言葉に従った結果、人間と白虎の複製体を融合した『キメラ』と化していました。

他にもカラスのような真っ黒な羽を片腕に持った者や、の甲羅のようなのを背負った者など、キョウにいいように言いくるめられて『駒』として、扱われることに。
ラフタリアの素早い一撃で彼女たちを倒しますがキメラ化した彼女たちは、負けていませんでした。
元従者たちの『カズキ(主)』を想う強い意志。

しかし、そんな彼女たちをキョウ・エスニナは嘲笑います。
「ちゃんと生き返らせてやった」と話すキョウの横に立っていたのは、以前とは全く見る影もない『カズキ』の姿。
器というだけの存在となってしまった『カズキ』、彼の中には『鏡の眷属器の所持者の魂』を無理やり入れるという実験の数々。
両目の大きさは違い、傷だらけ、体はやせ細り骨が浮き彫りという、もはや人間とはいえない姿

一抹の希望を願っていた彼女たちには、悲しすぎる展開となってしまいました。

尚文を飲み込もうとするラースシールド

キョウ・エスニナへの怒りを沸々とため込んでいた尚文は、極限の状態ラースシールドを発動します。

尚文の怒りをワザと爆発させるために、キョウは盛大に煽ります。
見ているこちら側も腹が立ってくる、言い回しとニヤニヤと嘲笑うキョウの表情。
「奴隷紋と魔物紋を使っているくせに、大切な仲間なら奴隷になんてする必要ないよな」

キョウの言葉は鋭い刃のように、尚文の心を刺していきます。
それにより、尚文の『怒り』は、『憤怒』へと変わっていく事に。

盾から聞こえる「我を使ったな」という、不気味な声。
今こそ我と一つに、と言い放つドラゴンのような影と文様。

加えて、今まで一緒に戦ってきたリーシアへの暴言の数々。
尚文の口から出てきた「尻軽女」「醜悪」「目ざわり」とラースシールドに眠っていた『何か』が尚文に言わせているのか、それとも、尚文が実際に思っていても蓋をしていた本音だったのか。

全てが、キョウ・エスニナの思惑通りに進んでいると思っていた矢先、首を締められながらもカッコよく笑うリーシア。
加えて、周りからはよくない関係だと思われているラフタリアやフィーロとの関係。
最初は『打算』だったとしても、今では大切な仲間として尚文が二人を扱っていると諭すリーシア。

必死に尚文の中にいる『何か』に訴えかけるリーシアの行動、表情、全てがカッコいいです。

『四聖勇者たる』役目に揺れる尚文

「波に対抗する、それが四聖勇者の役目」不気味な声は己の強い力を餌に、尚文を取り込もうと誘います。
「役目」という言葉に反応し、揺れ動く尚文の心。
「全てを燃やし尽くす」という力に手を伸ばしかけた尚文を止めてくれる存在、オストが目の前に現れます。
彼女の尚文に対して世間話をするように、優しく、語りかける姿『この展開は熱い!!』と感動しました。
加えて、『役目』という言葉に揺れていた尚文にかける、オストの言葉が素敵だと思いました。

「貴方の役目は、貴方自身で決めればいいんです」

誰かに左右されるのではなく、決められた役目をこなすのではなく、自分で決めた道にみんながついてきたり、待っていてくれるのだと、オストは伝えたかったのではないでしょうか。

さらに、オストの「みんなが待っています」という言葉と、尚文の意識が戻った瞬間に見えたラフタリアとフィーロの姿や、キョウの攻撃から庇っていたリーシアの後ろ姿など、オストの言葉とリンクしているように見えたのが胸アツ!でした。

尚文の盾に残っていた「オスト(霊亀)の最後の力」と、いつの間にか仲間になっていた『鏡の眷属器』の力が合わさり、諸悪の根源だったキョウ・エスニナを倒すことが出来ました。

絆たちの世界との別れ

キョウ・エスニナを倒したことで、尚文のステータス画面には『complete(コンプリート)』の文字が浮かび上がります。

『波』が消えてしまったこともあり、次の『波』まで待つ予定で、祝勝会や釣りなどをすると絆たちと話している矢先、尚文たちと絆たちの『別れ』はあっという間にやってきました。

「1分もない」とあっけらかんと話す尚文。
ラフタリアもフィーロも、リーシアも、アッサリと別れを告げる姿が面白いです。

尚文の絆への「またな」というセリフ。
次に会う約束を絆にしていく、尚文のさりげない優しさがカッコいいです。

元の世界に戻った尚文たち。
別の異世界のこと、自分たちの世界のこと、次に復活するであろう『鳳凰』のことなど、次々におこる問題に『大切な仲間たち』と絶対に守っていくと決意する尚文

戦いの中で変わり出した尚文の心境に、次からの展開が楽しみになってきます!!

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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。

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