アーニャのワクワクは止まらない
いよいよ今回はアニメ第1期の最終回となります。その回でどんなお話が展開されるのかと思っていましたが、とても平凡でとても秘密に満ちた、この仮初め家族らしい休日の一日が描かれていました。
すっかりお話のヒロインとなった娘のアーニャも、持ち前の好奇心を少しも隠さず、ワクワクが止まらない様子で、アーニャなりの大冒険の一日を楽しんでいました。
アーニャが泣くと家族崩壊、ひいては東西二つの国の平和が危うくなる。アーニャが笑っていると、周りはみんな幸せになり、その為に父も母も一生懸命アーニャの為に心を砕いてくれる。
それはそれは微笑ましくて、どこにでもありそうな家族の風景が、とってもコミカルに、とってもおかしく、この家族らしい様子で描かれていました。おてんばアーニャは、その境遇から悲劇のヒロインのようなキャラクターになってもおかしくないのに、無邪気で明るいのが魅力ですよね。
つい、ウチの子とアーニャを呼んだヨルさん
今回は最終回という事で、物語の基本に戻ったように作戦名(オペレーション)梟(ストリクス)についての説明が描かれていました。そして、その為に最低限必要だったのは作戦を担当するスパイの黄昏と、彼の子供を演じる存在でした。結局、アーニャに決まるわけです。
そういう中で、面接試験の時に急遽、母親役が必要になり、世間の目をかわし、自分の存在を守る為に偽装結婚という形で黄昏ことロイドの妻になり、アーニャの母親になるのが、裏の顔は凄腕の殺し屋というヨルさんです。
後から合流し、梟作戦にとっては補助的な存在だからか、今回ヨルさんの出番はそう多くはありませんでした。本当、アクセント的な扱いだったのです。ただ、その中でアーニャを救出する時、ヨルさんは思わず叫んでいました。
「ウチの娘になにするんですか!」
この一言、とっても今の家族の距離を感じさせるような言い方で、凄く良かったです。
我らがフォージャー一家の父ロイド・フォージャー
そして、いろんな意味で大活躍の主人公、黄昏こと父ロイドです。子供が泣かない世の中にする為に、平和を維持する為に、今日も影なき英雄として人知れず働くロイドは、任務の多忙さから疲れ果てています。
それでも任務や仕事に対する使命感から休日には家族サービスに出掛ける様子などは、共感できるお父さんは多いのかもしれません。
登場人物それぞれがツンデレな一面、意外性とギャップを持っているのが特徴のSPY×FAMILYなのですが、やはり、本来は完璧過ぎて隙のないロイドが慣れない家族サービスや子供の世話に手を焼いてあたふたする場面が、一番好きです。
今回が最終回で、フォージャー一家を見れなくなると思うととても寂しい気持ちになるのです。ただ、既に10月からアニメの第2期放映が決定しています。秋にはまた会える。そう思うと、フォージャー一家に再会できる秋が、とても待ち遠しいです。
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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コメント
実は、久々に、全話ちゃんと見たアニメ(/ω\)
友人もみんな見てたのに、主題歌を歌えるのが自分だけなのは何故なのでしょう・・・(;一_一)
第二期の放送が楽しみです(/・ω・)/