測りきれない戦力に警戒するクワゴワたち
ドワーフを容易に滅ぼせると考えていたクワゴワたち。
しかし、魔導国アインズ・ウール・ゴウンの手によって作られたデスナイト二体によって、壊滅的な被害を受けた彼らは、クワゴワを統べる『氏族王』である、ペ・リユロの元に一時撤退。
部下からの報告を聞いたリユロは、その場の状況を冷静に推測し、相手の力量を考えます。
加えて、クワゴワが占領している、元ドワーフの王都に『何者か』が接近していると報告を受けたリユロは、自分たちを支配しているフロストドラゴンに、迫ってきている『何者か』を滅ぼさせる計画を思いつきます。
あわよくば、互いの戦力を大幅に削り合い、少なくなったところをクワゴワたちが、一気に『攻め落とす』といった考えだったのかもしれません。
また、クワゴワたちからの『助力』を受けたフロストドラゴンも、動き出します。
フロストドラゴンの長『オラサーダルク』の息子である『ヘジンマール』が、ドワーフたちとの交渉に駆り出されました。
自分の父であるオラサーダルクの行動や発言に対して、「ひぇぇえ」「ひえっ」などと、弱気な態度のヘジンマール。
親の思いよりも、弱そうなドラゴンの彼が、いったいどのような活躍を見せるのか気になりました。
自分の力量を理解している、ドラゴンの選択
『戦うのは、苦手』と溢すヘジンマール。
彼の弱さは、迫ってくる敵が自分の姿を見て怯えて逃げてくれることを願う始末です。
ほっそりと鍛え上げられた体つきをしていた母親や父親とは違った、
ドラゴンとは思えないポッチャリした体系のヘジンマール。
ブヨッとしたお腹を引き締めて、威厳があるように見せようとする姿は、面白いです。
ヘジンマールの元にやってきた、アインズたち一行。
相手にする敵の外見から、必要な情報を瞬時に引っ張り出し、さらには無暗に攻撃をするのではなく、交渉という形から入る対応しようとするヘジンマールの賢さに驚きました。
しかし、間髪入れずにドラゴンの力量を測ろうと、攻撃を開始するアインズ。
自分の心臓を握りつぶそうとするアインズを見たヘジンマールは、一瞬にして自分の立場を理解し、強者に対して最大の敬服のポーズ『土下座』を披露します。
この場から、助かりたいヘジンマールは、自分のポッチャリ体系を『レア』とアインズにアピールし、殺されるのを回避します。
アインズの部下である、アウラの配下となるために受けた刺激により、カッコいいドラゴンのイメージとは、かけ離れた行動を取ってしまい、その場にいた皆をドン引きさせた場面は、クスッと笑ってしまうほど面白いです。
圧倒的な力を見せつける、魔導国国王アインズ
アインズの新たな配下となったヘジンマールの背に乗り、彼の父であるオラサーダルクと対面。
配下になるのであれば、生きることを許すと宣言するアインズに対し、怒りの感情しか出さないオラサーダルクに、呆れを感じたアインズは、いとも簡単に彼の心臓を握り潰してしまいます。
クワゴワにとって、強者として存在していたフロストドラゴンも、アインズにとっては、片手で殺せる弱者だったようです。
一方、外では、アウラとシャルティアが、アインズからの命令を遂行中でした。
<アインズからの命令>
・クワゴワたちに、自分たちの傘下に入るかの確認をすること
・傘下に入らないと断られた場合、一定の数を減らす
自分の思考を常に回転させつつ、ミスをしないようにと頑張るシャルティア。
「デスナイトを倒したと思われる強者」に対しても考えますが、敵の戦力がそこまで強くないことを想像したシャルティアは、珍しく外れたアインズの考えに疑問を持ちます。
しかし、その考えは全て、シャルティアが自分で色々と考えられるようにというのを元に、アインズがとった行動だったと、アウラが説明します。*アインズにとっては、普通に『勘違い』で起こした行動でした。
あまりの嬉しさに悶えるシャルティアと「内緒だよ」とポーズを取るアウラの姿が、とても可愛いです。
クワゴワとの戦いは、シャルティアの強力な力により、蹂躙しつくされました。
『氏族王』リユロの目の前を、無残な姿で散っていく仲間たち。
あまりの惨さに、リユロは、シャルティアが提示した『オス4000、メス4000、子供2000』を仲間たちから選別し、少ないながらも生き残れる道を選びます。
「魔導国って何なんだよ。あれほどに強いなら、最初に言ってくれ。何で、教えてくれなかったんだ」リユロの悲痛な思いが、伝わってくるセリフだと感じました。
アインズの手によって、あっという間に掌握できた、ドワーフの一件。
次のお話の展開が、どのように進むのか、楽しみですね!!
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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