2022年夏アニメ異世界薬局

【異世界薬局】第八話「インフルエンザと薬局の夜明け」新たなギルドへの一歩、薬師ピエールの店!

2022年夏アニメ

『異世界薬局』に対して憤慨する、ギルド長

平民の間でも安く手に入れることが出来る【異世界薬局】ファルマの薬。
一人一人の症状にあった処置をしてくれるので、お客様からは多くの喜ばれる声も。

しかし、今回のお話の序盤で判明した【異世界薬局】荷馬車襲撃事件の真相が明らかになります。

荷馬車に土を盛り、薬局に突っ込ませた犯人。
それは、第四話でファルマに最初から好戦的な態度で、挨拶をしにきた薬師ギルド長のベロンでした。

「親の財力を使って」「貴族の道楽など」「なんとしてでも排除を!」

ファルマが経営する【異世界薬局】に対して、並々ならぬ憎悪を向ける薬師ギルド長。
ギルド長を突き動かす理由とは一体何なのか?

加えて、平民薬師が所属する薬師ギルドで、新たに決定されたのは、
「異世界薬局に接触することを禁じる」
「取り決めに違反した者は、ギルド除籍のうえ、営業認可書を即日没収する」
といった、
本当にそこまでする必要があるの?少しやりすぎなのでは?と思う、内容のもの。

多くのギルド加盟者は、ギルド長ベロンの意見に賛成の意を見せているの中、平民薬師ピエールだけは、どこか納得がいっていない顔をしていたのが、気になりました。

娘を助けるため、歩み寄る決意をしたピエール

急病で苦しむ娘のため、かけつけの薬局へ出向くも誰もいない様子。
しかも、そんなピエールの様子に気づき、声をかけてきた人物もまた、彼を新たに悩ませる要因の人物でした。

ピエールに声をかけてきた『宮廷薬剤師』のバッジを付けた少年ファルマ
薬師ギルドで「接触を禁止する」といわれていた【異世界薬局】の薬師です。

そんなファルマから言われた「娘さんを診ましょうか」という、ピエールにとっては有難かったはずの言葉ですが、接触したことがギルドにバレればギルド除籍や営業停止などピエールの仕事に影響が出るのは火を見るよりも明らかでした。

しかし、刻一刻と苦しむ娘の姿に、ピエールは歩みを進めます。

ファルマによって、連れてこられた【異世界薬局】の診療所。
そこでは、娘の名前、年齢、食事の時間、どんな症状だったのか、治療に必要な情報を聞き出すファルマを見て、驚くピエール。

加えて、ファルマの薬を処方するための行動にも、驚きを隠せませんでした。
平民薬師の間では、子どもの薬は、大人の薬の半分といった、大雑把なものだったようで、今のファルマのような、個人の体重を測って、適切な量の薬を処方するやり方感銘を受けているように感じました。
娘のマリーが感染した病気『インフルエンザ』

病原体と戦うために、自分の体の熱を出して懸命に戦っている最中だったのです。
ただ、熱を出しすぎると体力も落ちるため、少しだけ熱を下げる薬が処方されることに。

ピエールが不安に思ったことを瞬時に感じ取り彼が分からないことを分かりやすく丁寧に返すファルマは、立派な薬師だと思いました。

より良い薬局を求めて、ギルドに反発するピエール!

【異世界薬局】で、ファルマに娘を診てもらったピエールは、平民薬師としての自分の力量が、いかに低かったかを目の当たりにしました。

ファルマの豊富な医学の知識と技術どんな患者に対しても親身に対応する姿、どれをとっても、ピエールが目指したいと思っている『真の薬師の姿』だったのです。

ピエール自身も、薬師としてそれなりの経験を積み、多くの患者さんを助けてきました。
しかし、今回の娘マリーの病気など、平民の自分では治せない病もあるのだと、気づいたピエールは、ギルドに逆らってでも【異世界薬局】豊富な知識を得たいと考えます。

マリーも小さく、今の薬局の開店資金の借金など、現実的な悩みがあり、ギルドに逆らってまで自分の意志を貫くには犠牲が大きいと思いましたが、病気になった人に対して『何もできない自分』が、どんなに情けないものなのか、大粒の涙を流して妻に語るピエールの姿に、切なさを感じました。

一方、【異世界薬局】のせいで、売り上げが落ちたと激怒する、薬師ギルド長のベロン
彼の貴族薬師へのあたりは強く、ファルマが経営している【異世界薬局】子どもの遊びだととらえ、いつ店を放り出すか分かったものではないと、強く批難します。

「長年地域に根ざして、平民に薬を提供してきたのは我々だ」
確かにファルマが来るまでは、貴族薬師に診てもらえない平民たちを平民薬師たちが診てきたのでしょう。
だからといって、後からやってきたファルマ達【異世界薬局】『異物』ととらえ、排除しようとする考えは、やりすぎな感じがします。

どちらか一方を失くす形ではなく、ファルマのように平民・貴族関係なく診てもらえる『薬局』が増えていくのが、より多くの患者さんを助ける道になっていくのでは、と思いました。

新たな一歩『夜明け薬局』

「効くかどうか分からない薬を、詐欺まがいの文句で売りつける」
ピエールは、薬師ギルドに所属している平民薬師たちに、今の自分たちの処方の仕方を切実に訴えかけます。

貴族薬師のように高額な薬というわけではないでしょうが、治るかどうかも運任せで、亡くなってしまう人も多いという現状。
そんな治療法より、より患者の事を親身に診てくれる【異世界薬局】の方が、優れていると感じるのは仕方がありません。

しかし、そんなピエールの熱い思いを薬師ギルドは、叩きのめします。
ピエールの薬局を帝都内で営業できないよう、営業認可書を没収するだけに飽き足らず、ドアや窓ガラスは割られ、お店の中までズタズタににしていく所業は、あまりにも酷いです。
加えて、ピエール絶望的な表情や、お店の中からファルマを睨みつける奥さんの視線は、悲しみが滲み出ていて痛々しく感じました。

そんなピエールの姿を見たファルマは、ある提案を持ちかけます。
皇帝陛下の許可を得て設立された『新しいギルド』の話。

新しい薬を取り扱う調剤薬局ギルドで、そこにピエールを勧誘するというもの。

そして、ピエールが『患者のために得たい』と思っていた、医療の技術や知識を手に入れることができた瞬間でもあります

笑顔がこぼれ出る薬師ピエール

【異世界薬局】で扱っている薬や、栄養補助ウエハース、飴玉などを新たな提携1号店として、
ピエールの【夜明け薬局】が新装開店となりました。

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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。

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