2022年夏アニメオーバーロードIV

OVERLORD(オーバーロード)Ⅳ 第十話「最後の王」国のために戦ったザナック王子と、彼を裏切った者たちの末路

2022年夏アニメ

『想定内だ』と語ったアインズの思惑

結論:特に意味はない、と思いました。

なぜなら、前回の第九話終盤で起こった、デスナイトとデスウォリアー瞬殺したアドマンタイト級冒険者の存在に、一番驚いていたのがアインズだったからです。

感情を制御する魔法で、周りにいたアルベドたちに気づかれることはなかったですが、アインズの心の中は、大騒ぎ。
冒険者が着ていたパワードスーツは、アインズから見ても『ユグドラシル』の物であることから、再度、プレイヤーが存在しているのではと、考えます。

では、何故「想定内だ」と言葉を漏らしたのか。
アインズが言葉を漏らしたことで、部下であるアルベドたちの意見を聞いてみたかった、というのもあるのではないでしょうか。

最近では、アインズが、堂々とした態度で話していれば、尊敬の眼差しで主を見つつ、自分たちの意見を積極的に出し合うシャルティアやコキュートスたちの場面が多くみられます。
そこにアインズが納得する考えがあれば、同じように賛同するだけで、彼らは素直に信じ、全ての流れがアインズへと、上手くいくようになっていくから、面白いです。

招集された、アドマンタイト級冒険者たち

王国の中でも3つのアドマンタイト級チーム『青の薔薇』『朱の雫』を呼び出し、スカウトという目的で、依頼者に呼び出されました。

そして、この依頼者というのが、スレイン法国の中でも英雄部隊と呼ばれている『漆黒聖典』の人たちでした。

『漆黒聖典』名前声優
第五席次 クアイエッセ川西健吾
第十席次星野貴紀
第十一席次石見舞菜香
登場した『漆黒聖典』

所属している全員が『英雄級』の力の持ち主で、その中でも白髪白髭の斧を持っている男の力は格が違うよう。
彼ら漆黒聖典の本心だという「将来の、人のために協力をしてほしい」という思い。

無理強いはしないと話す『漆黒聖典』のクアイエッセですが、魔導国によって全てを滅ぼされる前に声をかけてくるのを見て、漆黒聖典の中でも『青の薔薇』『朱の雫』メンバーは、他の冒険者たちより力を認めてもらえているのでは?と感じました。

しかし、青の薔薇も、朱の雫のどちらとも、スカウトを断るという判断をします。
「王都を捨てて逃げるわけにはいかない!」
勝てるかどうか分からない戦いになることを承知で、『青の薔薇』はチームで王都に残ることに。
魔導国と、アドマンタイト級冒険者『青の薔薇』の戦いは、どのような戦いとなるのか、楽しみです。

国民を守るため、国王の代わりに戦うザナック王子

魔導国の動きが明らかになったことで、ザナックは、あくまで『交渉』という形で解決しようとする、国王を監禁し、実権を握りました。

しかし開戦直後から、魔導国の進行に気づくことが出来なかったザナックは、王国内部に魔導国の情報をストップしている者がいると考えましたが、もう既に遅かったようです。
魔導国は、都市を焼き尽くし、そこに住んでいた民を皆殺しにしてきました。

「王国が生き残るには、全兵力を集めて勝負に出るしかない」

ザナック王子は「俺がいても意味が無いかもしれない」と自虐的に言いますが、王家の代表として、ゆるぎない信念の元、近隣周辺での決戦に挑み行く姿は、凛々しくカッコいいと思いました。
魔導王アインズとの会談も、ザナック王子1人で出向き、話し合いの場をもちます。

「魔導国は何故、残酷なことをするのか、王国の降伏を認めてもらえないのか」

王国に対する仕打ち、それは魔導国の為の生贄として、多くの者たちに『魔導国』に敵対する愚かさを知ってもらう為王国の人々を殲滅し、全てをがれきの山として、今後何百年と語り継ぐためという理由の為でした。

加えて、自分たち(魔導国)の『幸せ』の為に、王国には『不幸』になってもらう。
というアインズの目的に、どんなにザナックが語ろうとも、意志は変わらないと理解し「どうしようもない」と諦めますが、その表情は今までよりも男らしく、カッコいいと感じました。

アインズの怒りを買った、裏切り者たち

アインズから、この戦争の目的を聞いたザナック王子。
自分の大切な者たちが『幸せ』になるために、他がどうなろうと構わない。

アンデットという外見とは、裏腹に、アインズという魔物は『人間味がある』と言ってのけるのは、アインズに対して臆することなく反論することができる器を持った、ザナック王子くらいだと思いました。

そして、そんな勇気ある行動をとったザナック王子に対し、1人で動くことができない者たちは、徒党を組み、ザナックを取り囲みます。
『戦う』という意志を捨て、最後までザナック王子に縋りつこうとする者たちの姿は、とても情けなく、無慈悲すぎると思いました。

覚悟を決めたザナック王子

「王家の人間として、戦う覚悟がある!!命を失っても構わないものだけかかってこい!!」

どんなに過酷な結末を迎えようとも、リ・エスティ―ゼ王国の為に、民のために『戦う』ザナック王子姿は気高く、雄々しい姿に魅せられました。

ですが、そんなザナック王子を次に見た場面は、アインズの前に差し出された袋の中でした。
無残にも首だけという姿になって、差し出されたザナック王子。
アインズの中では、少しなりとも話せる相手として、ザナック王子を気に入っていたのではと思います。

アルベドやアウラに頼んだ『ニューロニスト』とは、ナザリック地下大墳墓で、特別情報収集官として、あらゆる拷問を担当している「おねえさん(本人いわく)」です。
声優さんは、玄田哲章さんが担当していて、見た目変わったキャラクターですが、低い声とおねぇ口調がマッチしてて、面白いです。

「死を望まない限り、絶対に殺すな」
「死を望んでも、しばらくは殺さないように


ザナック王子を裏切った者たちへ、じわじわと『絶望』を叩き込み、永遠と続く『苦しみ』を味合わせようとする、アインズの静かな怒りが窺えます。

「誰一人として、生かして帰すな!!」と命令したアインズ。

魔導国アインズを止められるのは、アダマンタイト級冒険者『青の薔薇』か、『朱の雫』か。
それとも、誰にも止められることなく、滅びゆく道を王国は進むしかないのか

次回の激化する戦いの行方が気になります。

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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。

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