アインズに褒めてもらうために
OVERLORD(オーバーロード)第四期では、アインズの部下である、各階層の守護者たちの行動や、発言が可愛く、おもしろいです。
今までの話では、どちらかというと、主人であるアインズに対し『至高の御方』という、崇拝しすぎて、部下たちが遠慮しているイメージがありました。
しかし、今期では、アルベドを筆頭に、アインズが対応してくれそうなギリギリのラインを攻めてくるキャラが多くて、おもしろいです。
策略家タイプのデミウルゴスでさえ、自分の欲望に忠実なようです。
自身が進めている計画について、主人であるアインズに「直接褒めてもらうため」とサラッと言葉に出てきたときは、少し驚きました。
加えて、今回はもっと驚いたキャラがいました。
それは、コキュートスです。
なぜなら、なんとかアインズの椅子になろうと、部下の失態を盾に、自らの体を使ってもらえるように行動を起こしている姿が見られました。
普段は、話し方や仕草などもそうですが、落ち着き感があるコキュートス。
アルベドやシャルティアたちの口喧嘩を止める、仲裁役が多いコキュートスが、
「シャルティアと自分と、どちらの方が宜しいのでしょうか」と、乗り心地を聞いてくる場面は、かなりおもしろいキャラクターなんだなぁと思いました。
過去の失敗からの、名誉挽回
【OVERLORD(オーバーロード)第一期】で、何者かによって、精神支配を受けてしまったシャルティア。
支配については、主人であるアインズの手によって、何とか解かれましたが、シャルティアがアインズを傷つける行為に走った罰として命令されたのが、アインズの椅子になること、単純な仕事、ゲートの管理ばかりが仕事だったようです。
そのことから、シャルティアは、アインズや他の守護者たちからは「出来ない子」と思われているのではと、自身を失くしていたよう。
今回、アインズとドワーフの国へ行くための同行者として選ばれたシャルティアは、気合が入りすぎているのでは?と思うほど意気込みが激しいです。
同じ階層守護者のアウラからは、若干呆れられつつも、アインズからは色々な経験をしてほしい、ということをアウラからシャルティアに伝えてもらえましたが、いまいち、次の行動に動けない様子から、シャルティアの気合が空回りしているのが、分かります。
しかし、ドワーフの国での、シャルティアの行動は今までの失敗を払拭するかのごとく、冷静に状況を判断していて、今までとは違う姿が見れました。
素早い行動ができる『ハンゾウ』に、自分の作戦を伝え、確認を取る。
そのうえで、自分のやるべき行動を取るシャルティアの流れるような戦術は、素晴らしかったです。
ドワーフの国で出会った男『ゴンド』
ゴンドは、ルーン技術開発課という肩書を名乗っているドワーフで、アインズやアウラを坑道の中を案内してくれた人物でもあります。
ゴンドは、ルーン工房の技術の素晴らしい可能性を信じ『絶対に出来ない事ではない』と、強い意志のもと、一人で、ルーン技術の復活と再興を目指しています。
他のドワーフたちが諦め、吞んだくれているなかでも、一人で採掘作業をして、日々ルーン技術の研究に勤しんでいます。
ルーン技師としての才能が無いことは分かっていても、ルーン技術の復活に対する思いは熱いゴンド。
そして、祖先の技術を後世に伝え、輝かしい父の名を歴史から無くなるを嫌がるゴンドの思いに、アインズもまた意気投合することになります。
このことにより、ドワーフによるルーン技術の開発のバックアップを魔導国がすると、アインズは宣言します。
資金や技術者を用意し、ドワーフにいる全技術者を引き抜き、ゴンドの元に就かせることを発案。
ゴンドにとっては、またとない嬉しい言葉だったと思います。
しかし、嬉しい事には、代償がつきもの。
アインズは、ゴンドに「私に魂を売り渡す覚悟はあるか」と伝えます。
「自分の魂だけでいいのなら」覚悟を決めたゴンドの笑顔と言葉に、意志の強さとカッコよさを感じました。
一方、シャルティアの作戦と誘導により発覚した、亜人種『クワゴワ』のドワーフ殲滅作戦。
アインズたちは、ルーン技術の開発やドワーフとの友好関係を築くべく『クワゴワ』の本隊が、ドワーフの国に着く前に助けることは出来るのでしょうか!!
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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