リムルが大好き！シオン
シオンは、主であるリムルのことが大好きです。
魔王であろと、リムルを守るべく、ベニマルより先に戦いに挑みます。
そんなシオンですが、リムルに出会ったばかりの頃は、
オークによって一族を滅ぼされてしまった後だったので、
謎の仮面の魔人に対する警戒心が強く、現在のような
『リムル様大好き！』と誰もがシオンを見ただけで分かる
ニコニコした表情ではありませんでした。
リムルを見る目つきは鋭く、手にしていた金棒で襲い掛かるほど
ピリピリと怒りを向けていました。
しかし、魔物の間の絶対ルール『弱肉強食』にのっとり、
リムルと自分たちとの圧倒的な力の差を目の当たりにしたことや、
衣食住を提供してもらったり、『名づけも』してもらったりと、
感謝しきれない恩を施してもらえたことにより、
オークたちのリムルに対する態度が１８０度、ガラリと変わったのでは、と私は思いました。
外見がガラリと変わるシオン
『名づけ』をする前のシオンは、角も黒く太い立派なモノをが生えており、
目つきも鋭く血の気の多い姿をしていました。
ベニマルたちと同様に、リムルの配下（仮）に加わったシオンは、
大鬼族（オーク）から鬼人（キジン）に進化します。
野性味あふれる服装や外見から打って変わり、
紫色の上下スーツに高い位置で結われたポニーテール、
鋭かった目元もパッチリ大きな目と、
全体的にクールで知的な印象のシオンにガラッと変わりました。
（付属でメガネも使用するときもあります）
オーク戦後、改めてリムルの配下に加わった時は、
『武士（もののふ）』という役職を貰い、
リムルのボディーガード兼秘書としてどんな時でも、
自分の仕事に熱心に取り組み、リムルに対しては誇らしげに、
嬉しそうにしているシオンの姿は、とても可愛らしいです。
クールで知的な外見とは裏腹な性格
シオンは、何もしないで立っている時は、とてもカッコよく、
クールな大人のお姉さんな印象が強いです。
しかし、本来の彼女は、熱くなりやすい性格をしており、
主であるリムルをバカにする発言をしようものなら、
問答無用で頭にシオンの武器である『剛力丸』が襲い掛かります。
オーク戦でも、シオンは活躍しました。
『剛力丸』を使って、オークの大軍を剣から放たれる
凄まじい力で一閃し、敵を吹き飛ばします姿は圧巻です。
加えてシオンは、どんなことでも力技で解決しようとする
脳筋思考の持ち主なため、自分より圧倒的に格上の的だろうと、
考えるよりも先に体が動き、誰よりも早く相手の懐に飛び込んで戦闘を開始します。
魔王カリオンが治めているユーラザニアから使者が来たときも、
主であるリムルを弱小のスライムだと、バカにされたことで、怒りを爆発させます。
いつもなら『剛力丸』を使って敵に挑みますが、
この時のシオンは素手によるタイマン勝負で三獣士のうちの一人『スフィア』と戦いました。
強者と戦ったことで、シオンは楽しくなったのでしょう。
付近一帯を吹き飛ばしてしまうほどの『極大魔力弾』を
作り上げたときのシオンの嬉しそうな顔は、とても美しくて印象的でした。
みどころ
スピンオフシリーズである『転生スラ日記』では、
本編ではあまりみられないドジっぷりと超がつくほどの
ポジティブなシオンを見ることができます。
お茶を入れたはずなのに『劇物』だったり、
仕事で使う板を武器である『剛力丸』で斬りだして部屋を
滅茶苦茶にしたり、とドタバタした毎日を送っています。
リムルからは、『お願いだから…はりきらないで』と祈られてます。
加えて、殺人級の料理の腕前で有名なシオンの『お弁当』バージョンも。
シオンのリムルへの愛の大きさが、そのまま料理の仕上がりを決め、
出来上がった食べ物は、何故か鉄の鍋を突き抜け、地面を抉り、鍋ごと沈み、
さらに愛情をたっぷり注がれた紫のオーラを放った『おにぎり』は、
リムルの口にいくことなく、別のキャラクターのもとへ。
シオンの今後の手料理の成長と、被害にあうであろうキャラクターが
どんな大惨事に見舞われるのか、ドキドキしながら楽しみたいと思います。
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いかがでしたか？
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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