ジュラの大森林の管理者
トレイニ―さんは、ジュラの森の上位種族であり、トレントを守護するドライアドの一人です。
リムルとはオークロードの討伐を依頼したときが、初めての出会いでした。
薄緑の長い綺麗な髪と青い瞳を持つ神秘的な女性です。
普段は、滅多に姿を表すことがないので、他の魔物たちからは大変珍しがられています。
元は、精霊女王だった時のラミリス（現魔王）に仕える、小さな妖精でした。
しかし、ラミリスが堕落して魔王になった際に影響を受け、精霊から妖精族へと落ちてしまいます。
ラミリスから離れた後は、ヴェルドラに拾われ、ジュラの大森林の管理者となったよう。
ラミリスは、前の記憶を保持したまま生まれ変わっているので、トレイニ―達のことを覚えていますが、トレイニ―たちの方は、現在の妖精女王とは接点がないと思っていました。
しかし、リムルという接点が出来たことで、ラミリスと再び出会うことが出来て、大喜び。
リムルに、管理者の仕事もするが、魔王ラミリスのお世話をさせてほしいと頼み込むほどの盲愛ぶり。
ご飯を食べさせたり、お風呂に入れたりと、これでもかというほどに魔王ラミリスを甘やかしつくします。
不届きなものたちへは、好戦的な一面も
ジュラの森では圧倒的な力を持っているトレイニ―さん。
植物を介した瞬間移動や、情報共有ができ、カリュブディスが復活したときは、トレイニ―の妹をかわりにリムルの元へと動かすなどの連携も取れています。
ドライアドは、森の管理者といわれ、不届きなもの、森に害意があるものに対しては『天罰』を下すといわれている存在と言われています。
オークロードの時には、森を乱した罪ということで、魔人ゲルミュッドとラプラスを『排除』しにかかります。
トレイニ―さんの上位精霊『風の乙女（シルフィード）』を召喚。
精霊が使った技『大気圧縮断裂（エアリアルブレード）』は、ラプラスの腕を引きちぎる威力の大技です。
トレイニーさんが登場したときから、BGMはカッコいい曲がかかっているので、戦闘シーンが、さらに盛り上がります。
お菓子好きな一面も！
オーク討伐をテンペストに依頼しに行ったときは、机の上に置いてあったポテチもどきを手に取り、食べながら会議に参加していました。
さらに、漫画版「転生したらスライムだった件 １１巻『先生のお仕事』」にて、子ども達の魔素について真剣に話をしている最中、お土産に持って帰ってきていたシュークリームを、涼しい顔して４つも食べるトレイニ―さんが描かれています。
小さく驚くベニマルの表情が面白いです。
スピンオフシリーズの転スラ日記 第８話『みのりの秋』では、ジャガイモ欲しさに自ら収穫します。
その際に、「ドライアドは元々ジャガイモから生まれるのです」と、『ジャガイモ命』みたいな面白いセリフが出てくるので、そんなに好きなの！？と思いました。
さらに、収穫されたジャガイモを手に取り「揚げ芋になりたいのですね」と話し出すトレイニ―。
自分用の箱にジャガイモを取り分けて、笑顔で持っていく姿が面白いです。
持ち帰ったジャガイモを全て『揚げ芋（ポテチ）』にしていたので、そうとう気に入っているのが分かります。
新しい『揚げ芋（ポテチ）』の味にも敏感です。
テンペストに来た人間たちが食べた『柚子胡椒風味』ポテチ。
いい人間かどうかを、ポテチ好きかで決めるトレイニ―さんは、もうポテチに染まっています。
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いかがでしたか？
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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