ガビルの性格
ガビルは、お調子者で素直な性格の持ち主です。
そのため、思ったことをそのまま口にするので、
相手が怒ることもありますが、裏が全くない素のままな態度なので、
「バカだ(アホだ)、コイツ」とリムルからは思われているようです。
素直すぎて相手を疑わず、信じて失敗することも。
当初は、自尊心(プライド)が高く、
自分より低種族に対して上から目線で見下す態度を取っていたので、
リムルに初めて会った時も「主(あるじ)がスライム?冗談を…」と煽り、
ランガとシオンを激怒させる事態になっていました。
オークロード討伐後は、リムルに自分と部下の命を助けてもらって以降、
態度を改め、リムルの配下として任された仕事は責任もって成し遂げていくようになります。
部下に慕われる理由
『転生したらスライムだった件』第13話「大激突」では、
戦況を自分たちに有利な湿地帯へと敵を誘いこみ、
味方に的確な指示を出していることから、
部下たちもガビルの力を信じて戦いに望んでいるんだと思います。
ガビルは、どんなに苦しい戦況でも、諦めず、
味方に聞こえるよう大きな声で励まし士気を高めます。
オークロード戦では、父であるアビルから貰い受けた?
奪い取ったに近いリザードマンの秘宝「ボルテクス・スピア(水渦槍)」を使いこなし、
「ボルテクスクラッシュ(渦槍水流撃)」という技を繰り出してオークジェネラルと戦いました。
戦いの結果は、オークジェネラルの力の方が上で、
ガビルは大きなダメージを負い、ボロボロな状態まで追い込まれます。
部下たちからも、助太刀の声が上がりますが、「一騎打ち」という言葉を出し、
ガビルは一人で果敢に攻め込んでいきます。
部下たちはそんな男気あふれるガビルの姿に、惚れ込み、感動して、
大きな声を上げて応援していることから、部下全員から慕われているのが分かります。
名づけの上書きによる進化
オークロード戦の途中で、「ガビル」の名づけをした
魔族ゲルミュットが死亡したことにより、新たな命名者として、
何気なく呼んだだけのリムルが「ガビル」の名づけに成功してしまったのだと思います。
魔素をごっそり持ってかれた時のリムルの驚き方は、
素でビックリした反応だったので、上書き出来た事は予想外だったようです。
リムルから新たな名づけを成功させた「ガビル」は、
リザードマン(蜥蜴族)からドラゴニュート(龍人族)へと進化します。
加えて、ガビルの部下100名も全て進化しました。
リザードマンの姿をベースに、龍の角と鱗と翼を獲得することができ、
陸上の他に空中戦、海上戦でも戦うことが出来るようになります。
翼を獲得したことで、空中戦に対応していない敵に対して、
空の上から中距離攻撃の『ボルテクス・スピア(水渦槍)』や、
遠距離から放たれる『ボルテクスクラッシュ(渦槍水流撃)』を使い、
戦況を有利に進めることができるのではないでしょうか。
今後のガビルたちの活躍が楽しみです!!
ガビルの新しいスキル
ユニークスキル『調子者-ミダスモノ-』を獲得。
このスキルは、ガビルの精神状態によって左右される能力でもあります。
ガビルが調子に乗って強気に攻めている時は攻撃力が高まり、
逆に弱気になっている時は攻撃力が下がってしまうという、
厄介でちょっと変わった能力でもあります。
しかし、この厄介なガビルのユニークスキル『調子者-ミダスモノ-』と
ガビルの部下たちの相性はとても良いと、私は思っています。
ガビルが強敵に負けそうな状況でも、部下たちは勝利を信じて
「ガビル、ガビル、ガビル」と応援し続けてくれるので、
弱気になっていたガビルの気分も上昇し、果敢に敵に挑むことができるのだと思います。
さらに、『調子者-ミダスモノ-』には、『運命改変』という、
1日1回だけ運命を変えることができる、
世界の理に干渉することができてしまう、
とんでもないスキルも備わっています。
ただ、現時点ではガビルがこのスキルを理解できていないので、
今後の使いどころが『鍵』となってくるスキルでもあります。
もう一つのスキル『龍鱗化』は、皮膚を龍の鱗にして、防御力を高めます。
それに加えて、人の姿になることができるという、面白い能力も備わっているようです。
個性にあった仕事
リムルの配下となって、ジュラ・テンペスト連邦国に
移住することになったガルムですが、部下たちと共に、
暴風龍ヴェルドラが住処としていた洞窟で、回復薬に使われる
『ヒポクテ草』の栽培を仕事として頼まれます。
窟の中は、湿度もあって、ガルムたちドラゴニュートの
住む場所としては最適な空間となっています。
高濃度の魔素がある環境で、ガビルの勘違いでなぜか、
ただの雑草を育て上げてしまう技術が面白いです。
一方、地上では、ガビルたちが湿地帯を住処にしていたこともあって、
お米を作るための田植えを任されます。
ガビルは仕事を頼まれた嬉しさから、歓喜の歌だったり、
舞だったり、技のキレだったりと真剣に披露しようとして、リムルに怒られます。
その後、作業自体はスムーズに行われ、稲の植え付けも無事に終わりました。
秋には「陽光に輝く、金色の絨毯のよう」と全身で嬉しそうに叫ぶガビルが見れます。
(スピンオフシリーズ『転スラ日記』第8話「みのりの秋にて)
嬉しそうに語るガビルに、つどつど「歌うなよ」「踊るなよ」と
ツッコミを入れるリムルと、ちゃんと返事をするガビルのやり取りが、
面白くて笑えるので、ぜひご覧になってみてください。
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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