婚約破棄を言い渡された瞬間に前世の記憶を取り戻し、乙女ゲーム「聖と乙女のレガリア」の世界に転生していることに気が付く。
そして、あろうことかヒロインのライバルである悪役令嬢、アイリーン・ローレン・ドートリッシュになってしまう。そんな物語上でのアイリーンは、最後に無残に殺されてしまうことを思い出す。
そんな結末を変えるために彼女が考えた策は、バッドエンドのフラグである魔王、クロードジャンヌ・エルメイアの恋人になることだった！
果たして、アイリーンは魔王の恋人になり、破滅の危機から逃れることができるのだろうか！？
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 10話 「悪役令嬢の愛は届かない」 あらすじ
「悪役令嬢の愛は届かない」
リリアの計画により、記憶と魔力を失ったクロードは、その事実を民衆に宣言するため、セドリック、リリアとともに視察を行うことが決定された。
また、アイリーンはクロードの記憶を取り戻すため、直接クロードに会いに行くが、記憶を失ったクロードのそっけない態度につらさを感じてしまう。
一方、魔王城では、ミルチェッタから出ないという条件で解放されたセレナがなぜか公都に来ており、オーギュストと何やら言い争いをしていた。
アイリーン達が駆け寄り話を聞いてみると、セレナは自身の将来を案じ、セドリックの愛妾になろうとしていたことが分かる。セレナの話を聞いたオーギュストは、すぐにセレナの元に駆け付けて話をしようとするのだが…。
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 10話 セレナの行動の真意とは…？
最初は、セドリックの愛妾になろうとしているセレナに衝撃を受けましたが、話を聞いていくと、リリアの恐ろしさに気づいた上での行動ということでした。
そんなセレナと話をしようとしたオーギュストでしたが、セレナには虫唾が走るとまで言われ、完全に拒絶されてしまいます。
今後、この二人の展開がどうなっていくのかが気になる所ですね。また、セドリックの視察が行われることになり、その馬車の警護として騎士見習いが担当することになっていたのですが、
なぜかアイリーンが男装した状態で隊長として警護することとなっていました。男装したアイリーンのことにすぐに気づいたクロードは、アイリーンを問い詰めていました。
なんだかアイリーンの行動がとことん裏目に出ている感じがして、むず痒いです…。クロードには早く記憶を取り戻し、アイリーンのことも思い出してほしいですね！
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 10話 クロードの記憶をよみがえらせるための作戦とは？
先が不安になる展開が続きましたが、アイリーンも無策で動いているわけではなく、エレファスと何か作戦の話をしていましたね。また、エレファスからの情報で、今回の視察の責任者がセドリックではなく、レスター・クレインという高官であることが分かっています。
実はこのキャラ、「聖と魔と乙女のレガリア1」の攻略キャラクターで、アイリーンの推測ではリリアに攻略され、リリアの指示の元、行動していると考えています。
そして、ついにクロードの視察が始まることとなりましたが、途中馬車が襲われ、馬車ごと魔物に持ち上げれ連れ去られるという展開になっていましたね。
その魔物を広場に誘導し、クロードを保護することでそのまま公城に連れていくのがアイリーンの作戦のようでした。しかし、作戦が上手くいくことはなく、深く心に傷を負ったアイリーンはクロードのことをビンタし、去ってしまいます。
クロードが心からアイリーンのことを嫌いになったと勘違いしてしまったアイリーンでしたが、なんとかその誤解が解けてほしいですね！次回、第11話「いつだって悪役令嬢は断罪される」が楽しみですね！
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いかがでしたか？
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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