仲間を傷つけられ、怒り爆発のデク
エンデヴァーの起死回生な一撃を受けてもなお、デクへの攻撃の手を緩めなかった死柄木。
そして、そんな死柄木からの攻撃を真正面から受けかけるデクを、誰よりも早く駆けつけて助けた爆豪。
「一人で、勝とうとしてんじゃねぇ!!」
デクへの喝を入れるも、受けた傷は大きく、体は地面へと真っ逆さまに。
途中、同じクラスの轟に助けられ、ほっとするのも束の間、死柄木から聞こえてくる『謎の声』により、デクの怒りが爆発します。
「今日の戦いで、無駄な血が多く流れた。そして、今のが最も無駄な血だった」
自分を助けてくれた『爆豪』に対する言葉に、自分の『怒り』を制するのを忘れ、本能のままに攻撃を繰り出す”デク”は、まるで獣のようでした。
そして、怒りまかせに死柄木に近づいたことで、最悪な事態に。
『オール・フォー・ワン』である死柄木に、デクの『ワン・フォー・オール』を吸収されかけます。
はっとなって、正気に戻るデクですが、「もらうよ」という声とともに意識も薄れ、気づいた時には『ワン・フォー・オール』の中。
そして、そこにはなんと死柄木までもが登場するという展開に。
『ワン・フォー・オール』に集う者たち
デクが目覚めた先。
それは、デクの中に眠る『ワン・フォー・オール』の継承者たちが集う場所。
オールマイトの先代である七代目継承者、”志村奈菜”がデクを守るようにして、登場。
そして、この”志村奈菜”こそが、死柄木弔の実の祖母であり、死柄木が憎む相手でもあります。
死柄木の根底に潜む『オール・フォー・ワン』が、姿を表し語りだします。
本来なら、死人として現れることがないはずの”志村奈菜”と、会話が成立するのには理由がありました。
それは、臓器・細胞に記憶が宿っていると言われているのと同じように、個性にも、意識・使ってい人物の思考が宿るとされることから、『オール・フォー・ワン』の個性に直接干渉する力のおかげで、過去の人間と会話をすることも可能だということです。
加えて、『オール・フォー・ワン』の血縁者である、”弟”もまた、個性を与える力で人の個性に直接干渉できる力の持ち主であり、『ワン・フォー・オール』の初代でもありました。
そして、”弟”の『与える個性』に『力をストックする個性』が混ざったことにより、人の意識ごと次の世代へと運べることで、デクに継承された『ワン・フォー・オール』の中に、歴代の継承者たちが宿っているようです。
継承者たちは『デク』の中にいることを選ぶ
オール・フォー・ワンは、死柄木と自分の力を合わせれば「奪える」と、豪語します。
「こんなにも素晴らしい力を持て余して、友達も先生も守れない。逆に守られている。
加えて、怒りに身を任せた結果、動けず地に這いつくばっているだけの”出来損ない”に渡ってしまったことが間違いだ」と。
デクに対して、憐れむような言葉で攻撃し、惨めさを溢れさせようとします。
しかし、初代継承者である”弟”は、違います。
デクの根底にある『人のために怒り、人のためにどまでもどこまでも頑張れる。常軌を逸しているほどの【助ける思い】』を見つけ、デクのもとに居続けることを決意し、オール・フォー・ワンの元に行くことを拒否しました。
意識の中でも強気なデク。
最後は、まだ動けなはずだった状況下でも力を振り絞って、死柄木に向かおうとするデクの姿はカッコよかったです。
『ワン・フォー・オール』の力を奪われることはありませんでしたが、デクの体はボロボロの状態。
両腕は力によって破壊つくし、意識もまた途切れます。
死柄木もまた、デクのような【強すぎる力】に体がついていけず、限界寸前の状態。
そして、彼の中にいる『オール・フォー・ワン』の意識だけが、死柄木の現状を冷静に把握し、虎視眈々と『何か』を狙っている、そんな不気味さが漂っているのが、気になりました。
『オール・フォー・ワン』の意識は、どこまで死柄木に影響を及ぼしていくのでしょうか。
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お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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