みなさん、こんにちは！「四畳半神話大系」第八話が公開されました！「私」と樋口景子との意外な関係、そして「私」の選ぶ選択が秀逸すぎる！今回も、第八話のあらすじと見所、今度の展開についてお話したいと思います！
第八話のあらすじ
前回同様、物語の途中からの分岐になります。「私」に空前のモテ期が到来、「羽貫さん」「香織さん」「樋口 景子」の三人の中で、誰を選ぶのか、今回のメインは「樋口 景子」です。
読書サークル「SEA」に入会した「私」、本を通じて夢にまで見たバラ色のキャンパスライフを手に入れよう、としますが読書とは孤独なもの。中々他の人と打ち解けられませんでした。
そんな中、悪友の「小津」から「どうせなら」と取るに足らない青春小説をプレゼントされます。「夜は短し歩けよ乙女」です。（原作者である森見登美彦氏の小説です）。ふと最後のページを覗くと、そこには「樋口 景子」という名前と住所がメモされていました。
前々から文通というものにあこがれていた「私」。良い機会ということで推敲に推敲を重ね、当り障りない内容でポストの投函します。本人は変態行為と自嘲していましたが、何と返信が送られてきました。
手紙の中で自らの生活をかなり脚色を加えて送り合う日々。そんな中徐々に「樋口 景子」への興味が湧いてくる「私」。しかし、文通の絶対的なルールとして「相手に会ってはいけない」と自らに戒めている「私」。そんな中、ついに「樋口 景子」から最後通告が来ます。「私に会わないのであれば、今後一切の遣り取りを断ち切る」というのです。果たして、「私」はどんな選択をするのか。
「私」が選んだのは「樋口 景子」。彼女の住所へと向かいます。すると、そこにいた「樋口 景子」は何だか薄暗くて月の後ろから来たかのような顔色をしていました。まるで、小津のよう。小津でした。この２年間、小津にただただ弄ばれていただけなのだと悟った「私」。憤慨しますが、ふと横を見るとそこには「明石さん」が。謝罪する明石さん。この２年間、文通をしていたのは明石さんなのでした。
最初は小津のいたずらなのでしたが、途中で飽きてしまったとのことで明石さんと入れ替わったというのです。まさかの明石さんの登場に戸惑う「私」。ここが好機だと「私」の中の本能の化身「ジョニー」が叫びます。「私」が選んだのは何もしないという選択でした。なぜなら「明石さん」が好きなのはもちぐまんであって、「私」ではない、もっと言うと「私」が惚れたのは「小津の作った樋口さん」であって「明石さん」ではない。「私」はやっぱりヘタレキャラですね。
ですが、最後のシーンを見るにやはり「私」はまだあがくようです。次回、第九話はどうなるのでしょうか？
「私」のヘタレでかっこいいところが炸裂！生真面目な性格が吉と出るか凶と出るか？
今回は、「私」の生真面目でヘタレな部分が今までで一番出ていたのではないでしょうか。特に文通の場面では、「私」がとんでもなく脚色を脚色を加えている部分では「私」のヘタレで意地っ張りな部分が出ていたのですが、文通相手ですとこんな感じなのかなー、と考えると、「私」は意外とどこにでもいるような、ヘタレな人なのかもしれません。
そして、最後に「明石さん」を拒否するシーン、「私」の生真面目な性なのか、それともただヘタレなだけなのか、いずれにせよこんなにバカバカしいのにどこかかっこいいような印象を受けるシーンは個人的にとても感銘を受けました！このアニメの真骨頂ですね。
そして、今回で全３話のお話が全て終了しました。まさか、「樋口 景子」の正体が「明石さん」だったとは。私はてっきり「小津」なのかと。途中で飽きてしまったところも何となく「小津」がやりそうなことですよね。
「私」の望むバラ色のキャンパスライフは一体どこに？
このアニメも３分の２が終わってしまいました。後３分の１です。今後、「私」がバラ色のキャンパスライフを手に入れることは出来るのでしょうか。実際、今まで「私」にはいくつも好機を手に入れることは出来たはずですが、本人の性なのか、それとも小津のせいなのかいつも上手く行きません。残り４話でなんとか幸せになってほしいものですが。
このアニメにおいて最大の好機とは何でしょうか。作中通して最大の好機とは、やはり「明石さん」ではないでしょうか。黒髪の乙女、「私」の好みの相手に見事合致しているように思うのですが。実は、原作においては各話の最後に「私」と「明石さん」が付き合う場面が挟まるのですが、アニメ版においてはいずれもそんな場面は出てこないのです。やはり、おいしいものは最後に残しておくということなのか、最終話でそのシーンになるのでしょうか？今後の展開に注目です！
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いかがでしたか？
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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