9話では、とうとう物語の全貌が露わとなり、物語が新たな段階に進みます!
第2回カクヨムWeb小説コンテストファンタジー部門で大賞を受賞した「勇者、辞めます〜次の職場は魔王城〜」。
魔王軍の問題が一通り解決した今、レオと魔王軍の進む道とは?本編でチェックしてみてください!
明らかになる黒騎士オニキスの正体!そして物語は佳境へ……!
今回の物語は、魔王エキドナとレオ扮する黒騎士オニキスの会談の直前から始まります。
レオが自分の正体を明かし、魔王軍に自分の目的を話そうとする直前に、人間世界と魔界を繋げる「大霊穴」に異変が起きました。
今や魔王軍は撤退か「賢者の石」を確保するための人間世界の即効支配かのどちらかの選択肢を迫られています。
資源に枯れた魔界を守るために侵略を進めているエキドナにとって厳しい選択ですが、エキドナは、苦渋の中で臣下を守るために撤退の選択肢を選びます。
そんな中でレオが自分の正体を晒し、「賢者の石」と自分の目的に関する重要な真実を語り始めます……。
レオはなぜ、今まで自分の正体を隠して魔王軍に与してきたのか?
人間界の秘宝である「賢者の石」に秘められた重要な真実とは?
この時レオが語った話については、こちらで本編を見て確認してください!
ついに明かされるレオの真実と覚悟!
レオとエキドナ含めた四天王は、とある雪山に向かいます。
当初はレオに対して徹底抗戦の構えだったエキドナも、四天王の愁訴によって、
私情を抑えて目的を達成するためにレオの訴えを聞く気になりました。
この器の大きさもエキドナが魔王たる理由の一つなのでしょう。
レオはそんなエキドナに対して「賢者の石を見つけた後は人間と和解しろ」と告げます。
レオの「人間と魔族の和解」という願いにエキドナは力強く応えます。
そんなエキドナを見たレオは、寂しそうな様子で歩き始めます。
そして、雪山の山頂近くに着いた時、レオはとうとう自分の目的を達成しようとします……!
この時のレオの覚悟については、実際に本編を見て確認してみてください!
人類の庇護者としてのノブレスオブリージュ
今までの話では魔王軍の面々がどんな人物なのか、そして今回の話ではそんな魔王軍の面々にレオが何を託そうとしたのかが描かれました。
レオは前回から描かれたように、人類を守るために作られた人造兵器デモンハートシリーズの一人です。
設計段階から人間と魔族のスペックを遥かに超える彼は、それでいて自由意志には乏しい存在でした。
そんな彼は、「架け橋のエイブラッド」の影響により人類を守る以上の使命を抱くに至りました。
しかし、それはあくまで人類の庇護者、超然たる存在としての使命の発展形でしかありません。
彼は未だに、人類を守るという設計思想から逸脱して自由意志を手に入れたとは言えないのです。
彼が抱いたノブレスオブリージュ、つまり人類や魔族に対する上位存在としての義務は、一方的に突きつけられた結論でしかありません。
その結論に対して、魔王軍の面々はどういった反応を返すのか、そして、もし同じ状況に陥ったのが我々ならどう考えるのか?
それを考えるためにも、一度本編を見なおして確認してみてもいいかもしれません!
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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