死柄木を駆り立てる『声』と『何か』
目覚めた途端に発動した、広範囲に渡って、街もろとも破壊の限りを尽くした”死柄木”。
『超常解放戦線』のアジトで眠る”ギガントマキア”を起こした時でした。
”死柄木”の中から聞こえてくる「ワン・フォー・オール」と連呼する、オール・フォー・ワンの声。
”死柄木”に新たに備わった個性、それは、かつて裏から日本を支配していた究極の『悪』と言われていた男、オール・フォー・ワンの『他者から奪った個性を使用できる』というもの。
ドクターによって、与えられた地獄の苦しみから耐え抜き、得た『万能』ともとれるその個性。
全ては、自分の思い通りに使える力だというのに、”死柄木”は、まだ飢えていました。
「満ち足りない」
そして、その思いに呼応するかのように、オール・フォー・ワンの欲が不気味な声と共に、”死柄木”を動かす原動力となっていきます。
大切な人たちを守るため、自らを囮にする『緑谷出久』
”死柄木”と対峙している”エンデヴァー”からの通信で出てきた『ワン・フォー・オール』という言葉。
この一言と、突如、住民が避難している場に動き始めた”死柄木”により、緑谷出久は瞬時に状況を判断し、自ら動き始めます。
なぜなら、死柄木が欲している『力』である、『ワン・フォー・オール』とは、元No.1ヒーロー『オールマイト』からデクへと引き継がれた”個性”だったからです。
一見、上からの命令も無しに動くのは、かなり無謀で勝手な行動ですが、住民を守りつつ戦うより、少しでも”死柄木”を遠ざけ、一人になったところを叩いた方が得策と考え、デクは避難地域から離れます。
一人で離れるつもりだったデクの側には、当たり前のように横にいて行動を共にする”爆豪”。
口調は荒いですが、冷静に状況を判断し、デクと並走して街中を駆け巡ります。
「ノータイムで、事情を納得して行けるのは、俺だけだ!!」
”死柄木”に用があると言い放つ爆豪ですが、力を得て、強くなって先に行くデクを追いかけ成長し、横に並んで進む姿は、とても頼もしくカッコいいです。
『死柄木』の元へ集結する、プロヒーローたち
過去に一度体験した、”死柄木”からの『死の恐怖』により、動きが止まりかけたデクと爆豪。
そんな彼らを寸前の所で救ってくれたのが、蛇腔病院で通信が途切れ、連絡が出来なかったプロヒーロー『グラントリノ』でした。
エンデヴァーの呼びかけにより、次々と、”死柄木”の元へ駆けつけるプロヒーローたち。
”死柄木”が起こした個性『破壊』によって、消されてしまったヒーローたちから、
助けてもらったプロヒーローの面々が、決死の思いで戦いに挑みます。
”イレイザー・ヘッド”の凝視ししている間、視た者の『個性』を抹消する個性で、”死柄木”の破壊の個性を抹消し、巨大な竜となった”リューキュウ”の重たい拳が降り注ぎます。
「生かされてきた、俺の個性、俺の命。
おまえを撃つために。俺の生徒にちょっかいかけるなよ!!」
ビシビシと熱い思いが伝わってきます。
瞬きして、個性が解除されないよう”死柄木”を睨み続ける”イレイザー・ヘッド”と、そんな彼の目を水で守る”マニュアル”のコンビネーション。
No.1ヒーローエンデヴァーのサイドキック『キドウ』の個性で、エンデヴァーを”死柄木”の元へ運ぶコンビネーションなど、プロヒーローたちの技が随所にあって、見どころが盛りだくさんな、第119話でした。
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いかがでしたか?
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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