音柱の宇随天元は元忍の一族で9人の兄弟がいたと言われています。
一族が衰退していくことに焦りを感じた天元の父は、
何かに取り憑かれたような厳しすぎる訓練を子供達に強制しました。
その結果ほとんどの兄弟は死んでしまい、生き残ったのは天元と弟一人のみと明言していました。
もう一人の弟は父の複写のように、考え方や言動が全て同じだそうです。
兄弟で価値観が全く違うため鬼となったのではないかと言われていましたね。
そして10話で珠世の屋敷に襲撃してきた鬼の朱紗丸すさまるも、天元の妹の可能性があります。
朱紗丸の血鬼術は毬を使うものでしたが、珠世の血鬼術により誤って無惨の名前を口に出したことから
呪いが発動し死亡しました。
無惨の呪いがとても恐ろしく感じたシーンでもありましたよね。
口から腕が生えてきて死亡するなんて・・・衝撃的すぎて鬼とはいえ可哀想になってしまいました。
天元の兄弟で生き残ったのは弟のみだとされていましたが、
妹である朱紗丸がどこかで鬼となり密かに生き残っていたのではないでしょうか。
妹かも?と思った理由は、天元が頭につけている装飾品と朱紗丸の耳飾りがとてもよく似ていることです。
これ皆さんは気づきましたか?
毬を投げるタイミングなどでちらっと見えるので、よかったら見返してみてくださいね。
天元は服装や装飾品、発言、戦い方もとにかくド派手。
何か理由がなければそんなド派手な耳飾りを、おそらくド派手好きではなさそうな朱紗丸がつけるようには思えないのです。
なので、装飾品が似るようなことはないと考えられます。
ですが天元の生き残った弟が出てきた時に、そのような装飾品は何もつけていなかったんです。
価値観も違ったとのことだったんので、趣味も違ったとも考えられるんですが少し気になります。
そして朱紗丸が死ぬ間際に炭治郎に「遊・・・ぼ」と寂しそうに声をかけていたシーンがありました。
鬼は人間だった頃の記憶が血鬼術や性格に反映されていることが多いです。
天元は忍の家系なので、父だけではなく両親ともに厳しく育てられてきたのではないでしょうか。
朱紗丸が天元の妹だったら、幼い頃に遊んでもらった記憶がないのだと思います。
その時の寂しい記憶が鬼となったあと影響した可能性があります。
寂しさ、厳しさに耐えきれずに逃げ出してしまったのち、鬼にされてしまったのではないでしょうか。
とても切ない話ですが、幼い頃の寂しさの記憶ってずっと残るのかもしれませんね。
また天元は自分中で命の優先順位を明確に決めています。
まず第一に3人のお嫁さん、次に堅気の人間、最後が自分です。
これはお嫁さんたちにも伝えてあり、とにかく自分の命を最優先に考えるように言っています。
こんなに素敵な旦那様・・・3人のお嫁さんたちは幸せですね。
でもいつもどんなふうに過ごしているのか気になりますよね。
家事は担当制なのか、いつも4人でごはんを食べているのか、ヤキモチは焼かないのか、
たくさん疑問が湧いてきますよね。
でもきっと誰かがヤキモチを焼いたからといいて「そんなお前もかわいいなぁ」などと言って
お嫁さんもまんざらではないような表情をして平和に終わりそうな気がします。
妹の朱紗丸を父の厳しい教育から守れなかった過去があるから、
お嫁さんたちに重ねて大事にしているなんてこともあり得そうです。
いかがでしたでしょうか?
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