鬼滅の刃

最強の元水柱 鱗滝左近次

鬼滅の刃
鬼滅の刃鱗滝左近次

鱗滝左近次は元鬼殺隊の隊士で、水柱を努めていた人物です。

そして現役の頃から常につけているという天狗のお面が特徴です。

お面をかぶっている理由は、顔立ちが優しすぎて何度も鬼にバカにされたからみたいですね。

なんだかかわいいですね。

でもお面の横からたまに覗く顔は、男前に感じます。

いつか鱗滝さんの素顔が見れたらいいなぁ。

現在は育手として鬼殺隊を目指す子供たちの訓練をしています。

柱は鬼殺隊最高位の剣士であり、とても頼れる存在です。

十二鬼月との戦いでも柱が居ると安心できますよね。

これまで様々な呼吸を使う剣士が存在してきましたが、

歴代の柱のなかでも水柱だけは欠けたことがないようです。

水の呼吸は初心者向けの呼吸であり、剣士の間でも一番使い手が多いことが分かっています。

水は様々な形に変化できるため、その時々の鬼に合わせた柔軟な型で攻撃ができるからです。

そんな元水柱の鱗滝さんの魅力について深掘りしていきますね。

鱗滝さんが強いと思う1番の理由は五体満足で引退していることですね。

人間は圧倒的に不利な状況で鬼と闘っているので、本来生き残ることさえ難しいと思います。

現役だった頃は水柱として、たくさんの鬼と闘ってきたはずです。

歴代の柱たちも煉獄杏寿郎や宇髄天元のように、

重症や致命傷を負ったことが原因で引退している人が多いと思います。

過去の回想シーンで手鬼との闘いシーンでも、鱗滝さんはそれ以上のスピードで移動をして先回りをしていたほどです。

その時の手鬼は2~3人しか人間を喰ってなかったのでまだそこまで強くなかったとはいえ、

相手は鬼なので身体能力は人間を上回っているはずです。

やっぱりかなりの実力者なんですね。

そして、冨岡義勇の紹介で鱗滝さんの元を訪ねた炭治郎と禰豆子を最初に助けてくれた人物でもあります。

弟子である冨岡さんの紹介でも、鬼を連れた少年と聞いて最初はびっくりしたと思います。

鬼が来るということは自分の命の危険があるかもしれないからです。

それでも受け入れてくれたのは鱗滝さん、冨岡さんとの間に強い絆を感じました。

そして約2年間無理難題な修行を重ねた炭治郎は、最後の課題をクリアして

最終選別に行くことを許可してもらいます。

鱗滝さんの弟子は15人居ましたが、炭治郎と冨岡さんを除いた13人が最終選別で鬼に喰われています。

なので修行中の炭治郎への厳しい言動は、もうこれ以上大切な弟子を亡くしたくない、

そんな思いからではないでしょうか。

最終選別から帰ってこない弟子たちを待ち続けていた鱗滝さんを考えると、

悲しくて胸が張り裂けそうになります。

炭治郎が最終選別から無事に帰ってきたとき、禰豆子と共に出迎えて抱きしめ合っていましたね。

お面を被っているため、表情は見えませんが涙を流していることがわかりました。

とても優しい人なんだと思います。

13人の亡くなった子供たちの想いも、炭治郎と冨岡さんが必ず引き継いでいってくれるはずです。

そして鬼殺隊に禰豆子が鬼だとばれてしまい、46話の柱合会議にて

鬼となった妹を庇っていた炭治郎を死刑にするか裁判が行われたときのことです。

お館様が2人の子供たちと登場すると、鱗滝さんから預かったという手紙をみんなの前で読み上げます。

その内容は、鬼の禰豆子を連れている炭治郎を許してほしいということ。

そして禰豆子は強靭な精神力で人としての理性を保っていること。

飢餓状態でも人を襲わず2年以上経っていること。

そして今後もし禰豆子が人に襲いかかったら、炭治郎及び鱗滝左近次、冨岡義勇が

腹を切って詫びる、というものでした。

感動して泣いた方も多いのではないでしょうか?

数ある名シーンの中でも大好きなシーンです。

最初に水柱について少し触れましたが、歴代欠けたことがない理由がわかった気がします。

単に使い手が多いからではなく、こんな風にずっと昔から、

水の呼吸の使い手同士で命をかけても助けあうような関係性になっているのではないでしょうか。

炭治郎はとても素敵な育手と先輩に出会えて本当に幸せ者ですね!

いかがでしたでしょうか?

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