前回121話の終盤で起こった、死柄木の隠し玉。
個性を消失させることができる【消失弾】を、イレイザーヘッドに撃とうと粘ります。
そして、そんな状況をいち早く察知したデクは、ワン・フォー・オール100％の力で阻止しますが、結果は無残にも、イレイザーヘッドの足に弾は当たってしまいまいます。
ですが、そこで折れないのが、プロヒーロー。
瞬時に判断を下し、自らの手で足を切り落とすという、英断をやってのけます。
次々と繰り広げられるヒーローとヴィランとの攻防戦、次はいったい何が起こるのか！！
ギガントマキアによる進行で、折れかかる心
第121話で、巨大ヴィランのギガントマキアと戦った雄英生たち。
八百万の個性”創造”で作られた『麻酔薬』を、切島の活躍により、ギガントマキアの口の中に入れることは成功するも、動きは止められず、プロヒーローたちの包囲網は破られました。
目覚めた死柄木がいる、蛇腔病院跡地へ、一直線に進行するギガントマキア。
多くのプロヒーローたちを倒しながら、多くの住民が住んでいる街に多大な影響を与えながら、進むことをやめないギガントマキア。
「俺たちの決断と行動は、本当に正しかったのかな」
「ヒーローたちの決断と行動は、本当に正しかったのかな」
自分たちの行動は、最初から行き詰っていたのでは、と生徒たちの心は揺さぶれれていきます。
デクの怒りから、新たな能力『浮遊』が発動！！
イレイザーヘッドの英断により、個性消失の銃弾から逃げ切ることができるも、痛みによる一瞬の隙を突かれ、死柄木から顔面に手酷い傷を負わされます。
目を傷つけられたことで、イレイザーヘッドの”抹消”の個性は消え、
死柄木に『破壊』の個性が戻ることに。
全てを破壊する気でいた死柄木ですが、強大な力の連続使用による負担に、自身の体が追いつけず、デクたちに新たなチャンスが舞い降ります。
ワン・フォー・オール『七代目：浮遊』
死柄木の手を地面に触れさせないよう、黒鞭の能力を維持したまま、新たな能力を発動します！
しかし、今のデクの感情は『怒り』が勝っており、幼なじみの爆豪からの助言も、振り切ってしまうほど。
『黒鞭』の能力をフルに使い、死柄木へ攻撃を仕掛けていく姿はカッコいいのですが、既に左腕は使い物では無い状態での攻撃で、どこまで攻めれるのか気になりました。
爆豪勝己の、緑谷出久への思い
回想シーンで、オールマイトに語った『爆豪勝己』の心情。
表には出さないけど、誰よりも”デク”の個性『ワン・フォー・オール』について、気にかけています。
デクの前の『ワン・フォー・オール』個性所持者たちのことが書かれているノートにも、目を通し、僅かな箇所から、気になった点をオールマイトに問いただす姿も、心配という気持ちがあってこそなのでは、と思いました。
「アイツは、根っこの部分で、自分を勘定にいれてねぇ」
幼いころから、デクをよく見ている証拠ですね。
自分を傷つけても誰かを守ろうとする姿は、ある意味カッコいいとも取れます。
しかし、常に一緒に行動を共にしてきた幼なじみだからこそ『カッコいい』ではなく、デクを『怖い』と思ったのかもしれません。
自分の腕を犠牲にすることを厭わないで、死柄木への攻撃を繰り返すデク。
そんな彼を見た『爆豪』は、冷静に状況を推測し、死柄木へ留めの一撃を入れるため、エンデヴァーと轟焦凍 を連れて、デクの元へ。
エンデヴァーの起死回生な一撃『プロミネス・バーン』が、死柄木へ入った直後に起きた、不気味な声と、デクへの赤黒い攻撃。
そして、デクを守るため、誰よりも先に動いた”かっちゃん”に、感動しました。
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いかがでしたか？
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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