新たな脳無『リアハイエンド』
死柄木の『破壊』から逃れたプロヒーローたちは、緑谷の誘導によって、一人で飛び出してきたところを狙います。
No.1ヒーローのエンデヴァーを筆頭に、プロヒーロー同士の個性を連携して、死柄木を追い込んでいる時でした。
『脳無』たちが、次々と目を覚まし、プロヒーローたちを襲い始めます。
『破壊』による個性で、全て巻き込まれ、研究施設があった地下は、瓦礫で下敷きになったはずと、考えていた『グラントリノ』は、デクたちと共に驚愕の表情で、脳無たちを見つめます。
加えて、死柄木の身体能力の向上ならびに、『崩壊』という個性を操れることができるようになったという、恐ろしい進化。
研究室の地下に眠っていた『脳無』を破壊せずに、手足のように使う様は、まさしく『ヴィランの王』そのもの。
死柄木の手によって、新たに現れた『脳無』たち。
ドクターの説明によって、明かされた『脳無』たちは、以前に戦いを挑んだ上級脳無たちよりも自立志向はできないが、敵と戦う統べにおいては上をいくという『リアハイエンド』だということ。
死柄木の個性を抑えているイレイザー・ヘッドを守りつつ、リアハイエンドまでも相手にしなくてはいけなくなり、状況は混戦をしいられていきます。
生徒の未来を守る、イレイザー・ヘッド
誰よりも生徒たちの未来を考え、死柄木から追われている緑谷を守ろうと、『消滅』の個性を切らさないと奮闘するイレイザー・ヘッド。
「まだ、見ててやらなきゃ。アイツらを卒業させて、ヒーローになるまで」
自分のクラスの生徒たちの背中を後ろから見ている視線に、先生としての気持ちが溢れていて、カッコいいと思いました。
一方、グラントリノから、『最悪』を考えろと、言われたデクは、今自分がすべきことで『何が』一番最悪なのかを考え、行動にうつします。
「最悪は、先生を失うこと」
イレイザー・ヘッドを失って、再び死柄木の個性『破壊』が起こってしまったら。
しかも、死柄木の意のままに操れる個性なのですから、次に起こってしまった時の被害は、前よりも悲惨なものが予想できます。
そのため、グラントリノの言う、デクの個性『ワン・フォー・オール』を死柄木に、取られてしまうことが一番最悪ですが、それよりもイレイザー・ヘッドが、死柄木の個性を打ち消している今、ほんのわずかな戦力として、プロヒーローたちに加勢することをデクは、選びました。
デク＆爆豪＋エンデヴァーの連携攻撃炸裂！！
イレイザー・ヘッドに襲い掛かる死柄木を止めようと動く、グラントリノでも届かなかった距離を、一瞬にして詰めたデク。
デクの新たな力『黒鞭』をたくみに操り、死柄木の動きを止め、間髪入れずに、爆豪の『爆破』の個性で攻撃を繰り出されます。
N0.1ヒーロー、エンデヴァーからは、イレイザー・ヘッドのサポートならびに、多少なりともの戦力として、デクと爆豪を加えることに。
グラントリノ、エンデヴァーの攻撃に挟まれても、デクへの『ワン・フォー・オール』への執着は変わらず、執拗に狙います。
しかし、その執着が仇となったのか、デクの存在を『囮』として使った、爆豪の攻撃が決まった所から、デクからエンデヴァーの連続攻撃が続きます。
『バニシングフィスト』
炎を翼に見立て、飛び上がるエンデヴァーが、カッコよく、高出力の炎の拳を直接、死柄木の体に叩き込むシーンは圧巻でした。
ギガントマキアを止めようと、奮闘するヒーローたち
死柄木が起きたことで、動き始めたギガントマキア。
個性『巨大化』によって、戦いの中心にいたMt.レディは、その巨大な力を振り絞り、ギガントマキアの動きを封じようと奮闘します。
しかし、ギガントマキアの力は凄まじく、ズルズルと押し負け、包囲網は突破されてしまいます。
なんとか止めとようと、他のヒーローと連携を取る面々。
ミッドナイトの個性『眠り香』を使って、ギガントマキアの止めようと試みますが、マキアの背中に隠れていた連合メンバーの攻撃によって、大ダメージを追ってしまいます。
未曾有の災害が起こる前に、法律違反ではあるが、敵を止めるための手段を後方に待機している雄英生に伝言するミッドナイト。
ヒーロー科A組、八百万百の個性『創造』で、麻酔を作り、プロヒーローに渡すこと。
渡すことが難しければ、遠くへの避難＝逃げることを強く、伝言された八百万。
「判断は、あなたに任せます」
土壇場での状況下で、生徒一人に任せるには難しい判断だと思いましたが、八百万は巨人であるギガントマキアに対応する策を、他の生徒たちに指示します。
「どの先生からも、敵に背を見せるヒーローになるな」
先生達からの言葉を胸に、生徒たちは、前を見据え決意します。
戦いへの覚悟を決めた生徒たちの、表情や目つきはカッコよく、次回の戦いの展開が気になりました。
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いかがでしたか？
お届けしたのは、天衣無縫の調のさくらでした。
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